社員インタビュー&トーク

社員インタビュー

トーク

ITエンジニア×担当営業対談

未経験入社から
講師になるまでの
足跡を辿る

システム開発

中野 亮

ソリューション事業本部 技術部
2018年入社

前職ではデータセンター向けサーバーラックの提案営業に従事し、顧客対応や現場作業などを手掛ける。業務の一環としてプログラミングに触れたことがきっかけとなり、ITのオンラインスクールに通うように。未経験で入社し、今では技術勉強会の講師を務める。

営業

榑林 一夢

ソリューション事業本部 営業部
2017年入社

新卒入社。クライアントからの信頼が厚く、年間受注数のギネス記録は未だ破られていない。担当営業として多くのエンジニアを支えながら、営業部のトップとしてマネジメントを担ったり、経営戦略の立案に携わったりと、活躍の場を上流へと移している。
Question 01
エンジニアの熱い気持ちに、営業は心を動かされる
榑林
中野さんがボールドに入社された当時って、おいくつでしたっけ?
中野
35歳になる年です。転職活動を始めたときは、年齢がネックになるかもしれないという不安はありました。
榑林
確かに一般的には、未経験からエンジニアを目指す年齢としては遅いとされています。前職での業務は技術寄りではなかったんですよね?
中野
そうです。データセンターに置くサーバーラックを扱っていたんですけど、職種は営業だったので、多少知識がある程度でした。ただ、営業以外の仕事も徐々に任されるようになって、その一環として会社のサイト管理にも関わるようになったんです。
榑林
そこでプログラミングに興味を持たれたわけですね。
中野
はい。プログラミングの面白さに目覚めて、スクールに通い始めました。転職活動では複数の会社にエントリーして、最後に受けたのがボールドです。他社も感触は悪くなかったんですけど、35歳の未経験者を採用することに二の足を踏まれている感覚も拭い切れませんでした。その点、ボールドの面接ではとても前向きな言葉をもらえたんですよ。意欲があれば年齢を気にする必要は全くないと。
榑林
最初に中野さんとお会いしたとき、ポジティブなオーラを感じたことを覚えています。前職で営業をされていたこともあってコミュニケーション力も高く、クライアントと良い関係性を築けるだろうなと思いました。職場にはすぐに馴染めましたか?
中野
そうですね。もうひとりのエンジニアとセットで配属されたのが大きかったと思います。私はヘルプデスクとしてスタートを切ったので部署は別々だったんですけど、同じフロアにボールドのメンバーがいることは安心感につながりました。
榑林
ヘルプデスクとして稼働された期間ってどれくらいでしたっけ?
中野
約1年ですね。最初は分からないことだらけでしたが、ある種割り切っていました。未経験で転職しているのだから仕方ないと。結果的にはIT業界でキャリアを形成する上での素地を固められたと思っています。
榑林
今の話にありましたが、初めての業界だと分からないことが多いのは当たり前だと思うんです。実務に必要なことを覚えるだけでキャパが埋まってもおかしくありません。中野さんがすごいなと思うのは、開発へのステップアップを見据えた上で、資格取得にも力を入れていたことです。
中野
ボールドは学習の機会に溢れているので、活かさない手はなかったですね。最初の1年で、Java SilverとLinux、基本情報技術者試験の資格を取得しました。
榑林
自己研鑽されている姿を見ると、営業としては心を動かされます。その時期にランチで話したことは今でも印象に残っているんですよ。開発にチャレンジしたいという熱い思いを改めて知ることができて、これは何が何でも環境をご用意すべきだと思いました。
中野
開発のプロジェクトに異動できると知ったときは嬉しかったですね。榑林さんのことは最初にお会いしたときからエネルギッシュな方だなと思っていたのですが、エンジニアのためにここまで動いてくれるのかと驚きました。
榑林
配置換えがスムーズに進んだのは、中野さんに対するクライアントからの評価が高かったことも背景にあります。「中野さんにはずっとここにいてほしい」とまで言われてますからね。
中野
ただ、喜びは束の間でしたね。ヘルプデスクのときとは比べ物にならないくらい、多くの壁にぶつかりました。しばらくはソースコードを読むこともままならず、半年くらいはやりがいを感じる余裕なんてなかったです。
榑林
確かに実践的なプログラミングは勝手が違いますよね。どのようにして壁を乗り越えていったんですか?
中野
ソースコードを読み込み、少しずつ理解を深めながら、自分で設計してみる。このサイクルをひたすら繰り返しました。プロバイダの基幹システムの構築に携わっていたのですが、完遂できたときは苦しさから解放されたような気分でしたね。プロジェクトの最初から最後までのプロセスに一通り関われたのは、その後につながる礎になったと思います。
Question 02
ボールドのモデルケースになり得る理想的なキャリア
榑林
中途で未経験からスタートする大変さを味わったことは、技術勉強会の講師として活動される中でも糧になっていると思います。私は勉強会に出席したことはないのですが、参加者に寄り添いながらアドバイスする姿は想像に容易いですね。講師になったのっていつ頃でしたっけ?
中野
最初にお誘いを受けたのは、入社2年目です。もともとは参加する側だったんですよ。Webアプリケーション開発の学びを深める勉強会で、実際に成果物としてアプリを作るっていう。講師の方に誘われたのですが、最初はお断りしました。
榑林
どうしてですか?
中野
人に教えることは好きだったんですけど、まだ自分の経験が浅いと思ったんです。一人前のエンジニアを名乗る上で必要だと感じていた資格を取った後、オファーを受けることにしました。
榑林
参加者に背中を見せられるだけのスキルを備えてから講師になられたのですね。中野さんらしいです。
中野
いい経験になっていますよ。同じことを教えていても、引っ掛かるポイントって人それぞれなんです。予想もしない質問が飛んでくることも多くて、それによって私自身の視野も広がります。疑問を解決してあげられたときには、開発とはまた違った達成感がありますね。
榑林
中野さんのキャリアは、ボールドのモデルケースになり得ると思っています。未経験から入社し、実務を通してスキルアップしつつ、社内制度を利用して資格を取得し、自分が学んだことを他のメンバーにフィードバックされている。ボールドが掲げている勤勉なエンジニア像をまさに体現されているんですよ。
中野
入社して5年になりますが、自分がプレイヤーとして成長したいのはもちろん、メンバーが成長するきっかけのひとつになりたいという思いはどんどん強くなっています。それがボールドの発展につながれば、これほど嬉しいことはないですね。
榑林
ボールドにはディレクターという役職があるのですが、中野さんにはディレクターをまとめてもらう中心的な存在になってほしいと思っています。今後も引き続き一緒に歩みながら、ボールドをさらに盛り上げていきましょう!

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