
ログオンとログインとは?それぞれに違いがあるのかPC初心者向けに解説
ログオンとログインの意味の違いに関して結論から述べたいと思います。結論から述べると、2つのコマンドには”意味の違いはありません。”
それでは何で同じ意味を表す2つのコマンドが存在しているのかを下記で説明していきたいと思います。
1.ログオンとログインの意味の簡単な違いについて
そもそもログオンとログインとはという所からお話します。どちらのコマンドもユーザーがアカウントやサービスにログインするときに見かける用語です。アカウントにIDやパスワードを入力し、サービスに接続することをログオンやログインといいます。
しかし、このログオンとログインという用語は用語としては2つ存在していますが、先ほども述べたように上記コマンドにおいて意味の違いは存在しないようです。
2.なぜ「ログオン」と「ログイン」は意味は同じなのに表現が異なるのか?
通説では以下のような使い分けによって、2つの表現が世に広まったと言われています。
- Windows系で接続する時に「ログオン」
- UNIX系で接続する時に「ログイン」
歴史的にみるとUNIX系の方が先に世に出ました。そのため、世間的には「ログイン」が浸透していました。
次に、Windowsを発売しているマイクロソフトが「ログオン」という独自の表現で販売を開始しました。それが今ではWindowsユーザーの広がりとともに「ログオン」という言葉で認識されるきっかけとなりました。
そして、世の中には「ログオン」と「ログイン」という2つの同じ意味の言葉が世に存在することになりました。
3.ログオフとログアウトの意味の違いについて
「ログオン」と「ログイン」がサービスに接続するときに使用するのに対して、接続を切るときに「ログオフ」と「ログアウト」という用語もあります。今度はこの2つの用語について説明いたします。
こちらに関しても意味はどちらも同じです。
上記で説明したように
- Windows系で接続する時に「ログオン」
- UNIX系で接続する時に「ログイン」
でした。
そのため、ログオフとログアウトはログオンとログインの反対語のため以下のようになります。
- Windows系で接続を切る時に「ログオフ」 ↔ ・Windows系で接続する時に「ログオン」
- UNIX系で接続を切る時に「ログアウト」 ↔ ・UNIX系で接続する時に「ログイン」
というようになっています。
以上のように、世の中には「ログオフ」と「ログアウト」という2つの同じ意味の言葉が世に存在することになりました。
4.さいごに
PC初心者としてはログオンとログインに関しては誰でも目に触れる機会があるものだと思います。簡単で、サービスに入ることのみを目的としてしまっている人には、この2つの意味に関して追及し、理解に辿り着ける人は少ないと思います。
ちょっとした言葉の違いでしかなく、意味を調べなくても支障のないことだとは思います。しかし、そのちょっとした違和感を放置せず調べる人の未来は明るい!と信じています。
ちょっとした事の知識の積み重ねを大切にしていきましょう。
5.まとめ
以上、ログインとログオンの違いについて説明させていただきました。意味としては同じもので、それを使用する製品の違いで2つの読み方が生まれました。
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