業務フローとは。実務に役立つ業務フローのメリットや書き方を解説

コーダーとは?

ENGINEER.CLUB編集部

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「コーダーってどんな仕事なんだろう?」

そんな疑問を感じてこの記事にたどり着いたのではないでしょうか。

求人サイトを見ると「コーダー募集」という言葉をよく見かけるものの、エンジニアやプログラマーとの違いが分かりづらく、自分に向いている職種なのか不安に感じている人は少なくありません。

じつは、ダーという職種は未経験からでも目指しやすく、今後のキャリアの選択肢を広げられる入り口として非常に優れています。
しかし、その一方で「将来性がないのでは?」「AIに代替される?」などネガティブな情報も多く、誰を信じればよいのかわからなくなるのも事実です。

この記事では、コーダーの仕事内容、必要スキル、働き方、将来性、そして未経験から目指す具体的なステップまで、すべてを体系的に解説します。

あなたがこの記事を読み終える頃には、

  • コーダーという職種の本質
  • どんなスキルが必要なのか
  • 将来どんなキャリアを歩めるのか
  • そもそも自分に向いているのか
  • 今日から何を始めればよいのか
    が自分の言葉で説明できる状態になっています。

迷いや不安がなくなり、自分はこう進もうと自信を持って選択できるようになります。


目次

1.コーダーとは?

1-1.コーダーの定義

コーダーとは、Webサイトのデザインを実際に形にする専門職です。
Web制作では見た目を作る人(デザイナー)と動く形にする人(コーダー)が役割分担されています。
デザインだけではWebサイトは動かず、HTML/CSSというコードが必要になるため、コーダーは制作現場で欠かせない存在です。

具体的なコーダーの仕事は

  • デザイナーが作ったFigmaのデザイン → コーダーがHTML/CSSで実際のWebページとして再現する
  • ボタンを押すと開くメニュー       → コーダーがJavaScriptで動作を実装する

コーダーが何をする職種かを正しく理解するために、まず参考として既存サイトのHTML/CSS構造をChromeまたは他のWebブラウザ開発者ツールで見てみることをおすすめします。
構造と見た目がどう結びついているかが一気に理解できます。

1-2.プログラマー/エンジニアとの違い

コーダーはページを作る人、プログラマー/エンジニアはシステムを作る人です。
扱う技術・目的・役割が全く異なります。
例えば:

  • コーダー   → Webページの見た目・構造を作る(HTML/CSS)
  • プログラマー → システムの処理・機能を作る(Java/PHP/Node.jsなど)
  • エンジニア  → 設計・実装・保守までシステム全体を扱う

迷っている人は自分は見た目を作りたいのか?機能を作りたいのか?を自問してください。

  • 見た目を作りたい  → コーダー向き
  • ロジックを作りたい → プログラマー/エンジニア向き

1-3.Web制作で果たす役割

コーダーは、Webサイトのデザインを動く形にする実装担当であり、コーダーがいなければWebサイトは完成しません。
デザイナーが作るのはあくまで「絵(静止デザイン)」であり、それを実際に使えるWebページとして組み立てるのがコーダーだからです。
さらに、スマホ対応(レスポンシブ)、読み込み速度の最適化など、サイト品質に直結する多くの工程を担っています。

1-4.なぜ未経験者の入り口になりやすいのか

コーダーは必要スキルが比較的シンプルで、習得から実務までの距離が近い職種だからです。

未経験者が目指しやすいと言われる理由は、主に次の4つです。

  • HTML/CSSはプログラミング言語より習得しやすい
  • 小さな案件から実務経験を積める(1ページのランディングページなど)
  • フリーランス案件が多く、仕事の入り口が広い
  • 成果物をそのままポートフォリオとして見せられる

具体例として、初心者でも2〜3ヶ月の学習で企業LP(1ページサイト)なら十分作れるようになります。
未経験者はまず1ページのランディングページ模写から始めるのが最も効果的です。
模写は現場でも通用する実践的な練習方法で、

  • デザインの読み取り
  • コーディングの再現力
  • HTML/CSSの理解
    が一気に身につきます。

2.コーダーの仕事内容

コーダーの仕事はWebページを正確に・崩れず・意図通りに表示させることであり、見た目を作るだけではなく完成させる責任を担う職種である。

2-1.HTML/CSSによるページ構築

コーダーの仕事の中心は、HTMLとCSSでWebページの構造と見た目を作ることです。
なぜなら、Webサイトは最終的にHTML(構造)+CSS(装飾) がなければ表示できないからです。

  • HTMLで
    ・見出し
    ・文章
    ・画像
    ・ボタン

などの構造を作る

  • CSSで
    ・色
    ・余白
    ・フォント
    ・レイアウト

を指定し、デザイン通りに見せる

この作業ができなければ、どれだけデザインが良くてもWebサイトは完成しません。
未経験者はまず「HTMLで構造を作る → CSSで装飾する」という役割分担を意識してください。
最初の練習として1ページのシンプルなWebサイトをHTML/CSSだけで作ることが最短ルートです。

2-2.デザインデータの再現

コーダーはデザインを見たままではなく正確に再現する役割を担います。
Web制作ではなんとなく似ているではNGで、数値・余白・文字サイズまで再現することが求められるからです。

  • Figma / XD / Photoshop などのデザインカンプを確認
  • 色コード(#333 など)
  • 文字サイズ(16px / 24px)
  • 余白(margin / padding)
  • レイアウトの比率

これらを感覚ではなく数値で実装します。

デザインデータ再現するために

  • デザイン再現力を上げるためにデザインカンプを模写する練習を必ず行いましょう。
  • 「それっぽく作る」ではなく同じ数値で作ることを意識してください。

2-3. JavaScriptでの簡易的な動きの実装

コーダーは、JavaScriptで最低限の動きを実装することが多いです。
Webサイトには

  • メニューの開閉
  • スライダー
  • アコーディオン

などの動きが必要になるためです。

ただし、コーダーに求められるのは複雑なロジックではなく、UIに関わる動きが中心です。
例えば:

  • ハンバーガーメニューの開閉
  • ボタンを押すと表示が切り替わる
  • スクロール時のアニメーション

これらはJavaScriptやjQueryで対応します。

未経験者は「JavaScriptは最低限でOK」と考えてください。
まずはクリック → 表示切り替えができるようになれば十分です。

2-4.テスト・修正対応

コーダーの仕事は、コードを書くことではなく「正しく表示される状態に仕上げること」です。

そのため、作って終わりではなく、不具合を見つけて修正する工程までが仕事内容に含まれます。
なぜなら、Webサイトは閲覧する環境によって表示や動作が変わるからです。

  • PC / スマホで表示崩れがないか
  • Chrome / Safari などブラウザによる差が出ていないか
  • ボタンやメニューが正しく動作するか

こうした点を確認し、問題があれば修正を行います。

制作後は必ず スマホ・PCの両方で表示確認 を行い、一通り操作してみる癖をつけましょう。この確認作業まで含めて、コーダーの仕事です。

まとめ

  • コーダーの仕事は、HTML/CSSでWebページを形にすることが中心
  • デザインを感覚ではなく、数値や構造で正確に再現する責任がある
  • JavaScriptは複雑な処理ではなく、UIに関わる簡易的な動きが主な役割
  • 実装だけでなく、テストや修正まで含めて「完成させること」が仕事

コーダーは、コードを書く人ではなく、Webページを正しく完成させる人です。


3.仕事内容を支える制作プロセス

コーダーは、単独でコードを書く仕事ではなく、制作プロセス全体の中で
「正しく受け取り、正しく実装し、正しく仕上げる」役割を担います。

3-1.デザインデータの受け取り

コーディングは、デザインデータを正しく理解するところから始まります。
なぜなら、どれだけHTML/CSSが書けても、元となるデザインを正しく読み取れなければ、正しい実装はできないからです。

「2.2 デザインデータの再現」の通り、Figma / Adobe XD / Photoshop などのデザインカンプを確認し、

  • ページ構成(どこからどこまでが1セクションか)
  • PC / スマホそれぞれのデザインが用意されているか
  • フォントや色の指定があるか

この段階での理解不足は、後工程の修正や手戻りにつながります。

このプロセスでは、デザインデータを受け取ったらいきなりコーディングせず、全体を一度眺め、
「どんな構造のページか」を頭の中で整理してから着手しましょう。

3-2.コーディングルールの確認

現場では自分の書き方ではなくチームのルールに従ってコードを書きます。
Web制作は複数人で行うため、誰が見ても理解できるコードでなければならないからです。

確認の例:

  • クラス名の命名規則
  • CSSの書き方
  • 使用してよいライブラリ・禁止事項
  • ファイル構成のルール

これを無視すると、後から修正しづらいコードになり、評価が下がります。

コーディング前にルールがあるかを必ず確認する癖をつけましょう。
未経験者はまず自分で簡単な命名ルールを決めて書く練習をすると良いです。

3-3.実装・動作確認

コーダーの仕事は書くことではなく正しく動かすことです。
コードは動いて初めて価値を持つからです。

確認の例:

  • レイアウトが崩れていないか
  • クリックしたときの挙動が正しいか
  • スマホ表示で問題がないか
  • 画面サイズを変えても破綻しないか

実装と動作確認はセットで行われます。

コーディング中もこまめにブラウザで確認する習慣をつけましょう。
最後にまとめて確認はミスの原因になります。

3-4.修正対応と納品

修正対応まで含めてコーダーの仕事です。
なぜなら、Web制作では一発で完璧に仕上がることはほとんどないからです。

クライアントやディレクターからの修正指示を受け、デザイン修正に伴う微調整や、表示崩れの修正などを対応することです。重要なのはスピードと正確さです。
修正指示は「どこを」「どう直すのか」 を整理してから対応し、直した箇所は必ず再確認しましょう。

3-5.品質基準として求められること

コーダーには見えない品質を担保する責任があります。
ユーザーや検索エンジンはコードの中身まで含めて評価しているからです。

例えば:

  • スマホでも見やすいか(レスポンシブ)
  • 表示速度が遅くないか
  • 不要なコードが多くないか
  • SEOを意識したHTML構造になっているか

「動くからOK」ではなく、安心して使える状態が品質です。

自分のコードを「他人が触っても大丈夫か?」という視点で見直し、表示速度・レスポンシブは必ずチェックしましょう。

まとめ

  • コーダーは、制作プロセスの中で仕事をする職種である
  • デザイン理解 → ルール確認 → 実装 → 確認 → 修正 → 納品、という流れが基本となる
  • 単にコードが書ける人よりも、正しく仕上げられる人が評価される

つまりコーダーとは、コードを書く人ではなく、制作全体を理解したうえで成果物を完成形まで導く仕上げの要となる職種です。


4.未経験からコーダーになるステップ

未経験からコーダーになるには、「スキルを知る → 作る → 見せる → 仕事につなげる」という順番で進めることが最短ルートです。

4-1.基礎スキルを身につける(HTML・CSS)

最初にやるべきことは、HTMLとCSSの基礎を身につけることです。
なぜなら、コーダーの仕事の大部分は HTML/CSSによるページ構築であり、ここができなければ実務に進むことができないからです。

HTMLとCSSは、それぞれ次の役割を担っています。

  • HTML:見出し、文章、画像、リンクなど、ページの構造を作る
  • CSS :レイアウト、色、余白、フォントなど、見た目を整える

この段階では、すべてを完璧に理解する必要はありません。基本的な書き方が分かり、自分でページを組み立てられることが目標です。

まずは次の内容を学び、

  • HTMLの基本タグ
  • CSSの基礎(box model / Flexbox)

1ページの簡単なWebサイトを、デザインを見ながら自力で作れる状態を目指しましょう。
このレベルに到達すれば、次のステップに進む準備は十分に整っています。

4-2.プラスになるスキルを身につける(JSWordPressGit

HTML/CSSの次は、仕事の幅を広げるスキルを最低限だけ身につけます。
現場ではHTML/CSSだけでは対応できない案件も多いからです。
ただし、コーダーに求められるのは専門家レベルではなく、実務で困らない最低限の理解と実装力です。

  • JavaScript   :メニューの開閉や表示切り替えなど、UIの動きを実装するため
  • WordPress  :既存テーマをカスタマイズし、更新しやすいサイトを作るため
  • Git       :ファイル管理や修正履歴を管理し、チーム作業に対応するため

ここで大切なのは、「浅く広くでOK」という意識です。

  • JavaScriptはクリックすると表示が変わる程度を実装できれば十分
  • WordPressは既存テーマを触れるレベル

を目標にしましょう。

4-3.実践で作る(模写・課題制作

コーダーになるためには、学習だけで終わらせず、必ず実際に作る工程が必要です。
なぜなら、コーダーは知識量ではなく 成果物で評価される職種だからです。どれだけ勉強していても、何が作れるのかを示せなければ仕事にはつながりません。

具体的には、次のような制作を行います。

  • 企業サイトのトップページを模写する
  • LP(縦に長い1ページサイト)を作る
  • スマホ対応(レスポンシブ)まで含めて仕上げる

模写は、デザインを読み取り、構造を考え、実装する力が身につく現場に最も近い練習方法です。
最初の目標は、デザインカンプを見て、1ページを最後まで作り切ること。
見た目を整えるだけでなく、PC・スマホ両方で正しく表示される状態まで仕上げましょう。

まずは1つ、気になる企業サイトを選び、トップページを模写するところから始めてください。
完成させる経験が、次のステップにつながります。

4-4.公開して整える(ポートフォリオの形にする)

未経験者にとって、ポートフォリオは実績の代わりになります。
実務経験がない場合、自分が何をどこまでできるのかを示す手段は、ポートフォリオしかないからです。

ポートフォリオでは、次の点を意識しましょう。

  • 制作物をWeb上で実際に閲覧できる状態にする
  • 使用した技術や工夫したポイントを文章で説明する
  • 見た目の派手さよりも、デザインの再現力や丁寧さを重視する

作品数は 2〜3点あれば十分です。

それぞれの作品について、「なぜこの実装をしたのか」「どこを工夫したのか」を自分の言葉で説明できる状態 にしておきましょう。
それができれば、未経験でも仕事ができそうな人と判断してもらえます。

4-5.仕事を取る準備をする(応募・案件獲得)

準備が整ったら、完璧を待たずに行動に移すことが重要です。
未経験者は、行動しない限り仕事のチャンスは生まれません。

具体的には、次のような行動から始めます。

  • 正社員求人に応募する
  • 未経験OKの制作会社を狙う
  • 小規模な案件から経験を積む

最初は不採用になったり、修正指摘を受けたりするのが当たり前です。

「まだ足りないかも」と感じていても、まずは1社・1案件に応募してみましょう。
そこで得られたフィードバックを次の改善につなげることで、確実にレベルアップできます。

まとめ

  • 未経験からコーダーになるには「学ぶ → 作る → 見せる → 動く」 の順番で進めることが重要
  • スキルは完璧よりも実務で使えるかを優先する
  • 行動した人から、次のステップに進める

これまで解説してきたように、コーダーは未経験からでも現実的に目指せる職種であり、仕事内容・働き方・将来性を踏まえたうえで自分に合うかどうかを判断しやすい仕事です。
勉強してから考えるではなく、作りながら進むことが、コーダーを目指す最短ルートです。
まずは、小さな制作物を1つ完成させるところから始めてみましょう。


5.コーダーの年収・働き方

コーダーは、働き方によって年収レンジが大きく変わる職種であり、どう働くかを選ぶことが収入と生活の満足度を左右します。

5-1.正社員の年収の目安

正社員コーダーの年収は、300万〜450万円前後が一般的な目安です。
コーダーはWeb制作工程の中でも実装を担当するポジションであり、システム設計などを行うエンジニア職よりは年収レンジがやや低くなる傾向があるためです。

具体例:

  • 未経験〜経験1年目        :約280万〜350万円
  • 経験2〜3年目           :約350万〜450万円
  • 実務経験が豊富・リーダー的立場:450万円以上も可能

制作会社・事業会社・地域によって差はありますが、未経験から入って安定収入を得やすいという特徴があります。

未経験者は最初の年収より実務経験を積めるかを重視してください。
最初の1社は成長できる環境かどうかを基準に選ぶのがおすすめです。

5-2.フリーランスの単価

フリーランスコーダーの収入は、案件単価×案件数によって大きく変動します。
フリーランスは時間給・月給ではなく成果報酬だからです。

具体例:

  • LP制作(1ページ):3万〜10万円
  • Webサイト一式  :10万〜30万円以上
  • 継続案件(月)    :月20万〜40万円程度

ただし、安定するまでに時間がかかるという点は理解しておく必要があります。

いきなりフリーランス一本を目指すのではなく、副業や小規模案件から始めるのが現実的です。
継続案件を意識して仕事を探しましょう。

5-3.フルリモートの可否

コーダーは、フルリモートで働きやすい職種の一つです。
作業のほとんどがPCとインターネット環境で完結するためです。

具体例:

  • 制作会社のリモート勤務
  • 業務委託での在宅作業
  • 地方在住でも都市部の案件に参加

一方で、未経験者の場合は、最初は出社やハイブリッド勤務を求められるケースも多いという点には注意が必要です。そのため、未経験のうちはフルリモート可に固執しすぎないことが現実的です。
まずは実務経験を積み、経験を重ねた後に働き方の自由度を上げていくという考え方が、結果的に長く安定して働くことにつながります。

5-4. 副業・業務委託の働き方

コーダーは、副業・業務委託との相性が良い職種です。
作業単位で仕事を切り出しやすく、納品ベースで評価されるためです。また、身につけたスキルがそのまま収入に直結しやすいという特徴があります。

具体例:

  • 平日は会社員、週末に副業案件をこなす
  • 本業+業務委託で収入を補完する
  • 副業から始めてフリーランスへ移行する

このように、段階的に働き方を変えやすいのがコーダーの強みです。

まずは、小さな案件を1件こなすことを目標にしましょう。例えば、1ページの修正案件や簡単なLP制作など、負荷の小さい仕事から始めるのがおすすめです。副業で得た経験は、転職時の評価にもつながります。

まとめ

  • 正社員は安定した収入を得やすく、フリーランスは案件次第で収入が変動する働き方である
  • コーダーはフルリモートや副業など、柔軟な働き方を選びやすい職種である
  • 収入の差はスキルの量よりもどの働き方を選ぶかで大きく変わる

未経験のうちは、最初から高収入を狙うのではなく、実務経験を積みながらスキルを高めていくことが最も重要です。
コーダーは、自分のライフスタイルや将来設計に合わせて働き方を段階的に選べる職種だと言えます。


6.コーダーの将来性

コーダーは誰でもできる仕事ではなくなっているが、価値を出せる人にとっては、今後も需要が続く職種である。

6-1.将来性はあるのか?

結論から言うと、コーダーの将来性はあります。ただし、何もしなければ今後は厳しくなる職種です。
その理由は、Web制作の需要そのものは今後もなくならない一方で、単純なコーディング作業は効率化・自動化が急速に進んでいるからです。

コーダーが必要がある例:

  • 企業のWebサイトやLPは今後も必要とされる
  • ECサイトやサービスサイトも継続的な更新が欠かせない

一方で、「ノーコードツール」「テンプレート」「AI補助ツール」の普及により、指示通りにコードを書くだけの作業は確実に減少しています。

つまり、言われた通りに実装するだけのコーダーは、価値が下がりやすいというのが現実です。

だからこそ重要なのは、コーディングだけができる人になるのではなく、「なぜこのデザインなのか」「ユーザーにとって使いやすいか」を理解したうえで実装できる人になることです。
デザインの意図を読み取り、ユーザー目線で考えながらコードを書く姿勢が、これからのコーダーには求められます。

6-2.AIに奪われるのか問題

AIに仕事を奪われるのは、「判断をしない」コーダーです。AIはコードを書く」「修正案を出す」ことは得意でも、どれが正解かを判断することはできないからです。

例えば、AIは
「HTML/CSSの雛形」や「JavaScriptのサンプル」を生成できますが、

  • デザイン意図に合っているか
  • ユーザーにとって使いやすいか
  • 他のページと整合性が取れているか

といった判断は人間が行います。
現場では、AIを使いこなせるコーダーの方が評価されます。AIを脅威と考えるのではなく、作業効率を上げる道具として活用しましょう。

生成されたコードを「読める」「直せる」状態を保つことが、AI時代に価値を持ち続けるコーダーの条件です。

まとめ

  • Web制作の需要は今後も続く
  • 単純作業だけのコーダーは厳しくなる
  • 判断力・理解力を持つコーダーは価値が上がる
  • AI時代でも考えて実装できる人は必要とされる

将来性があるかどうかは、職種ではなく自分の向き合い方で決まります。


7.コーダーはどんな人に向いている?

コーダーは才能がある人よりも、特定の性質を持つ人に向いている職種です。

7-1.向いている人の特徴

コーダーに向いているのは、地味な作業を積み重ねられる人です。
コーダーの仕事は「一気に派手な成果が出る」「センスだけで評価される」といったものではなく、細かい調整・確認・修正の積み重ねで品質を高める仕事だからです。

例えば、次のような感覚を持っている人はコーダーに向いています。

  • レイアウトが1pxずれているのが気になる
  • 表示崩れを見つけると直したくなる
  • コードを整理して読みやすくしたくなる
  • 同じ作業でも、もっと良くできないかと考える

こうした感覚を苦痛ではなく「普通」だと感じる人は、コーダーの仕事を続けやすいタイプです。
細かい作業をしているとき、イライラするか/没頭できるかを振り返ってみてください。没頭できるなら、コーダーを目指す適性は十分にあります。

7-2.向いていない人の特徴

「すぐ結果が欲しい人」「変化が欲しい人」は、コーダーの仕事を続けるのが苦しくなりやすいです。
なぜならコーダーは、成果が出るまでに一定の学習時間と試行錯誤が必要で、細かな調整や修正を積み重ねる働き方だからです。

例えば、次のような傾向が強い場合はストレスを感じやすくなります。

  • 勉強してもすぐ稼げないと不安になる
  • 同じことを何度も直すのが苦手
  • コードを見るだけで拒否反応が出る
  • ルールや決まりに縛られるのが嫌

もちろん、最初は誰でも不安になります。ただし上の項目が一時的ではなく強く・継続的に当てはまるなら、別の職種の方が合う可能性があります。

最後に、判断のために一つだけ自分に質問してみてください。
「最初の半年は成果が見えなくても続けられるか?」YESなら挑戦する価値があります。
NOなら、学習の進め方を変えるか、別ルート(デザイン寄り・運用寄りなど)も含めて慎重に検討しましょう。

7-4.自己判断の基準

コーダーは好きかどうかよりも、続けられるかどうかで判断すべき職種です。
なぜなら、コーダーの価値は才能やセンスではなく、継続して積み上げたスキル量で決まるからです。

以下の質問に 3つ以上YESがつくなら、コーダーは十分に検討する価値があります。
これは、日々の業務や学習を無理なく続けられるかどうかの判断基準です。
チェックリスト:

  • 地味な作業でもコツコツ続けられる
  • 細かい違いに気づく方だ
  • 人と話すより、作業に集中する方が楽
  • ルールや仕様を守るのが苦ではない
  • 完成度を高める作業が嫌いではない

もし迷っている場合は、実際に1ページのWebサイトを模写してみることをおすすめします。
作っている最中に苦しいよりも面白いが勝つかどうか。それが、コーダーに向いているかを判断する最も確実な方法です。

まとめ

  • コーダーは、コツコツ型・積み上げ型の人に向いている職種である
  • センスよりも、継続して学び・作り続けられる力が重要になる
  • 自分に向いているかどうかを知ることは、失敗しないキャリア選択につながる

もし向いていないかもしれないと感じたのであれば、それに気づけたこと自体が、この記事を読んだ大きな成果です。
一方で、「やってみたい」「続けられそう」と感じた人は、まずは 1ページのWebサイトを作ること から始めてみてください。
実際に手を動かすことで、自分に合っているかどうかがより明確になります。


8.まとめ

コーダーは、誰にでも向いている職種ではない。しかし条件に合う人にとっては、未経験からIT業界に入るための、現実的で価値のある選択肢である。

8-1.コーダーを目指すべきかどうか判断材料のおさらい

ここまでの内容を、判断のために必要な要素だけに整理します。

コーダーを目指す価値がある人

  • HTML/CSSで「形にする」作業に興味がある
  • 細かい調整や修正を苦痛に感じにくい
  • コツコツ積み上げる作業を続けられる
  • いきなり高収入より、まず実務経験を積みたい
  • フルリモートや柔軟な働き方に魅力を感じる

これらに当てはまるなら、コーダーは十分に検討すべき職種です。

慎重に考えた方がいい人

  • すぐに結果や収入が欲しい
  • 学習期間に耐えられない
  • 地味な作業が強いストレスになる
  • コードを見ること自体が苦痛
  • 将来的に「作る」より「考える」仕事だけをしたい

これらが強い場合、別の職種(エンジニア・ディレクターなど)も検討すべきです。

大切なポイント
コーダーを目指すかどうかは、向いているかどうかで判断するべきで、楽そうかどうかで決めるものではありません。

8-2.今日からできる最初の一歩

迷っているなら、考え続けるより小さく試すことが最優先です。
なぜなら、コーダーに向いているかどうかは、頭で考えても分からず、実際に手を動かして初めて分かるからです。

今日からできる行動
以下の中から 1つだけ で構いません。

  • HTML/CSSで1ページ作ってみる →完璧でなくてOK。とにかく最後まで作る
  • デザインカンプを1つ模写する    →「地味だけど面白い」と感じるか確認する
  • 自分の作ったページを見返す   →もっと直したい」と思えるかどうか

判断の基準

  • 作業中に「つらい」より「面白い」が勝つか?
  • 修正が苦痛か、それとも自然な作業か?

これがYESなら、あなたはコーダーを目指す価値があります。

この記事の最終結論

  • コーダーは未経験者にとって現実的なIT業界への入口である
  • ただし、向き・不向きははっきり分かれる
  • 成功の鍵は、早く判断し、早く行動することにある

「自分に合っているか」は、考え続けても分かりません。まずは今日、小さく一歩踏み出して確かめてみてください。

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