在籍社員がリアルに紹介!他社にはないボールドの素敵な取り組みとは

あべとも

あべとも

インフラエンジニア/運用設計/ボールド歴8年

IT業界に「株式会社ボールド」という会社があることをご存知でしょうか?

SES(システム・エンジニアリング・サービス)を主にしてITエンジニアの人材サービス業を展開している会社です。社員数は約570人とそれほど大規模ではありませんが、1998年の創業以来右肩上がりで成長を続けています。そんなボールド社には、他社にはないユニークな取り組みが数多く存在します。また、それらの取り組みや企業理念に共感して集まって来るITエンジニアたちも、個性豊かでかつ勤勉で楽しい面々ばかりです。

そんな弊社の自慢は、大きく分けて3つあります。

まず、“社員が自発的にキャリアアップ、スキルアップできる環境”が用意されていること。そして、“社員自らが立てた目標を会社が全面的に信用し、バックアップしてくれる制度”が存在すること。最後は、そんな環境に集まってくる社員が、本当に前向きで勤勉で仲が良いことです。

本記事の筆者は、ボールドに所属する勤続8年目の社員ですが、弊社への転職のきっかけとなったのは、転職サイト経由でいただいたスカウトメールでした。新卒からIT業界で働き続けている筆者は、実はその当時は弊社が前面に打ち出していた、「人間力を重視」、「残業が少ない」、「エンジニアが定年まで働ける」等々の会社アピールにはとても懐疑的でした。だって、IT業界では有り得ないと思いましたもの。ですが、熱い気持ちで語られた面接を経て入社した弊社は、筆者3社目にして最愛の会社となり、今では業務外の社内のWG活動にも数多く首を突っ込んでいるのめり込みっぷりです。そして何より嬉しいのは、友人たちから「転職してから会社楽しそうだよね」と言ってもらえることです。

本記事では、社員の成長と幸せを願い、ITエンジニアの頑張りを本気でサポートしてくれる稀有なSES会社、株式会社ボールドのユニークな取り組みの数々について、在籍社員のリアルな眼からご紹介します!


目次

1.会社の成長と帰属意識を実感できる帰社日「BOLDay(ボールディ)

弊社自慢の取り組みの中で、まず真っ先にご紹介すべきはこの定例イベントです。月に一度社員のほぼ全員が一堂に会し、自社の成長と帰属意識を再確認できる帰社日、その名は「BOLDay(ボールディ)」です。

1.SESメインの会社で指折り楽しみな帰社日があるなんて!

前書きにも書きましたが、弊社はSESがメイン業務の会社です。

SESについて詳しく知りたい方はこちら

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SESで顧客先常駐型の働き方をしていると、自社にはほとんど戻らないというITエンジニアも多くいますが、弊社は全くその逆です。毎月原則第3金曜日の20時に、業務都合等で止むを得ず不参加の社員を除いたほぼ全ての社員が一堂に集まります。ここ数年のコロナ禍によりオンラインでの開催や、人数を絞ったリアルとオンライン混合のデュアル開催が続いていますが、毎月500名以上の社員がたとえディスプレイ越しにでも一同に会するその迫力は、毎回圧倒されるものがあります。筆者が入社した2015年当時の社員数は300名に満たないくらいでしたので、リアル開催で実施していた頃に広い会場にぎっしり集まった社員の姿を目の当たりにすると、自社の成長を実感することができ感慨深いものがありました。

図1.コロナ禍前のリアルBOLDayの様子

筆者は入社して今年で8年目ですが、今でもBOLDay(以降、「BOLDay」と表記します)は指折り数えるほど楽しみで、毎月参加することを前提にして業務調整をしているくらいです。それもそのはず、BOLDayに出席する毎月第3金曜日の20時からの2時間は、「業務時間」として計上されるのです。とはいえ、そんな打算は抜きにしても、BOLDayは自社のみんなに月に一回会うことができ、自分の帰属意識も再確認できる毎月楽しみなイベントなのです。

2.弊社自慢の評価制度「ABC」もBOLDayのワークで社員が発案した名前なのです!

そんなBOLDayは、テンション上がるBGMと共にBOLDayの歴史を振り返る「OpeningMovie」から始まり、感動的に盛り上がる「Ending Movie」で終わります。その間の本編では、経営概況や1ヶ月間の弊社内のニュースの報告、セキュリティ意識向上の発表、毎月の資格取得者の表彰や新入社員紹介、メインイベントであるワークショップ、そして社長による代表総括等、2時間でてんこ盛りな内容となっています。わかりやすく図示化すると、下図のような流れです。

図2.BOLDayの主な流れ

ひとつひとつについて詳細に説明したいところですが、ここでは「BOLD-NEWS」と「ワークショップ」のふたつに絞ってご紹介します。

(1)BOLD-NEWS

字面の通り、弊社で1ヶ月間にあったイベントの報告、社員数の推移、連絡事項等がニュース形式で報告されます。弊社ナンバー2の取締役自らが所感と共にお話してくださるので、その説得力は絶大です。後述する「社長が社員を祝う会」の様子や「サシさとし」の抽選もこのタイミングで行われます。

 

(2)ワークショップ

 BOLD-NEWSと共にBOLDayのメインイベントとも言えるのが、このワークショップです。毎月様々な分野で活躍する方を講師としてお招きし、講演会や社員参加型のワークショップが行われます。たとえば、今まで行われた講演タイトルには以下のようなものがあります。

  • 「情熱は世界を変える」
  • 「自己肯定感を高めるトレーニング」
  • Gapを力に変える」
  • 「コミュニケーションスキルを武器にする~BOLDayから始まる集合天才式成長法~」

どうでしょうか? 一体どんなワークなのか気になるものばかりではないでしょうか?

IT会社とはいえ、ITエンジニアの人間力を重要視する弊社ならでは充実っぷりだと自負しています。また、講演会だけでなく、「ボールドで実現したい新規事業を考えてみよう」、「日本一の感動大学®の講座を考えてみよう」等自社の運営に直結するような内容でもワークが行われることもあります。そして、その場で社員同士が話し合った結果が、実際に採用されることも多々あります。次章でご紹介する弊社自慢の評価制度「ABC(Advanced BOLD Chart)」も、実はBOLDayのワークショップで社員が発案した名前なのです。自分たちの発案したものが、会社の制度の名前として残るって凄くないですか?会社の歴史の一部を自分たちがつくったなんて、誇らしい気持ちにもなりますし、テンションも爆上がりですよね!

3.BOLDay後の懇親会は、憧れのキャリアの先輩とガチで話ができる絶好のチャンス!

2時間のBOLDayの後は、毎月のお楽しみ!自由参加の懇親会もあります。自由参加とはいえ、リアル開催のときには400名以上、現状のリモート開催でも200名近くの社員が残って楽しく懇親できる場が用意されています。BOLDayは業務の一環ですのでアルコールは禁止ですが、懇親会では飲食自由!オンライン呑みはちょっと淋しくもありますが、賞品付きのクイズ大会があったり、ブレイクアウトセッションに分かれた少人数で自由に雑談したり。雑談の中では、業務やキャリアアップの深刻な悩みを相談する人もいたりします。そんなときにも、その時たまたま参集した社員たちが親身に真剣に相談に乗るところが、弊社社員の仲の良さや人間力の高さを物語っています。また、オンライン懇親会では話す相手を自由に選ぶことはできませんが、リアルBOLDayの懇親会では、憧れのキャリアの先輩を大混雑の会場から探し出し、ガチでアドバイスを貰いに行く強者(つわもの)もいたものでした()

一日も早くそんな日が戻って来ることを祈るばかりです。


2.社員の目標達成意欲も爆上がり!驚きの評価制度「ABC(Advanced BOLD Chart)」

弊社自慢の驚きの取り組み紹介は、まだまだ続きます!

ふたつめは「1-2.」でも少し触れましたが、社員が発案した名前を冠したIT業界驚きの評価制度「ABCAdvanced BOLD Chart)」です。(以降、「ABC制度」と表記します)

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1.自ら設定した目標達成のために頑張るITエンジニアを“絶対評価”

一体何が驚きなのかというと、「ABC制度」は「何を目標にするのか」を社員自身に決めさせ、そしてその評価方法は“絶対評価”だということです。目標設定について、会社からの条件は大きく以下の2つ。

  1. 3年後のなりたい自分を明確にイメージすること。
  2. 1.の自分になるために必要な目標を、「顧客満足」、「自己研鑽」、「他者に影響を及ぼすこと」の3ジャンルから5つ策定し、原則半年サイクルで達成すること。

図3.「ABC制度」の仕組み(弊社HPより)

それに対する半年に一度の評価が、世間に多くある“相対評価”ではなく、頑張った自分の努力の結果そのものが評価される“絶対評価”なのです。“相対評価”と“絶対評価”の違いについては、下記の「図4.」でわかりやすく説明しています。そして、この違いは、社員の目標達成意欲にとてつもない影響を与えていると言っても過言ではありません。実際のところ、“絶対評価”であるこのABC制度に惹かれて弊社に転職してくる社員も数多くいるからです。

図4.「絶対評価」と「相対評価」の違い
(弊社記事『「エンジニアなんてやめとけ」という声は真実か?現役SEが答えます』より)

社員の昇給や昇級を決めるための評価制度は、IT業界に限らず多くの企業が導入しています。筆者が弊社に辿り着くまでに在籍したどの会社にも、評価制度はありました。ただ、どんな目標を立てて達成したらどんな評価を得られるのかについて、明確になっていたかというと首を捻るばかりですし、「どんな自分(ITエンジニア)になりたいか」なんて聞かれたこともありませんでした。その点、弊社ではこのABC制度をきっかけとして、「どんな自分になりたいのか」、「なりたくない自分はどんな自分か」を常に考える機会がある、厳しくも有難い環境が用意されているのです。

そして驚くべきは、この“絶対評価”のABC制度により、金額の差こそあるものの、95%を超える社員が昇給しているという事実です。自分が努力した結果がダイレクトにお給料に反映されるのですから、いっそ単純明快であり、「なりたい自分」に向かって目標達成意欲が爆上がりになるのも当然ですよね。

2.0100ではない!頑張ったプロセスも評価対象

目標達成の評価というと、「達成できたか」、「達成できなかったか」どちらかひとつのイメージですが、弊社は違うのです。もちろん目標達成できた場合の評価点は「100」ですが、たとえ達成できなかったとしても、頑張った分のプロセスを加味してくれ、余程のことがない限り「0」にはなりません(多分)。たとえば、「資格取得」を例に挙げるとわかりやすいと思います。資格取得といえば、評価基準は「試験に合格し資格が取得できること」の一点のみと思われますが、弊社のABC制度では、仮に試験に不合格だったとしても、得点を正直に報告しさえすれば、合格ラインの点数を鑑みた厳密な計算の上、評価点として計上されます。これは頑張った本人にとっては、ささやかですが地味に嬉しい措置だと言えます。「合格しなかった、はい終わり」ではなく、頑張った自分のプロセスを(たとえ不合格でも)多少なりとも評価してくれる人がいるという安心感と絶大な信頼感にも繋がります。「甘い」と思われる方もいるかもしれませんが、だからこそ「次は絶対合格する!」という意欲にも繋がるはずです。

また、同じようなことは合格した場合にも有り得ます。さすがに「100」より上の評価点はありませんが、特に資格取得の場合は、毎月のBOLDayでの表彰対象になりますから、社員500名以上の前で高得点を賞賛されるという名誉にあずかることができます。そんな誇らしい体験も、きっと更なる高みを目指す意欲に繋がることでしょう。

3.サバゲー部をつくって定期的に活動したら評価対象!?

タイトルを見て、きっと「???」と思った方も多いでしょう。でも、本当なのです。

「サークル・部活動」については6章で後述しますが、サバゲー部(正式名称:サバイバルゲーム部)に限らず、自社内に自分主体でサークル・部活動を発足させ、自分主体で定期的に活動した場合は「ABC」の評価対象になります。もちろん、自分でその旨目標設定することは必須ですが。

筆者はこの点に、弊社と弊社のABC制度の懐の深さを感じずにはいられません。会社内にサークル・部活動があるところは、別に珍しくはないでしょう。でも、それが評価対象になる会社は、IT業界に限らずあまり聞いたことがありません。これについても、やはり弊社がITエンジニアの「人間力」を重要視している結果ではないかと、一社員である筆者は思っています。土日休みが確約されるとは限らないITエンジニアという職業をしながら、サークルや部活動を主宰するのは大変なことです。そこには「調整力」や「リーダーシップ」が必要不可欠です。そして、同じ趣味の社員同士が集まり、楽しく活動するために必要なのは、やはり「人間力」なのです。そう考えれば、サークル活動が「ABC制度」の評価対象となるのも納得ですね。

4.ABC制度の成果も顧客先評価も皆勤賞も表彰対象!年に一度の「社員感謝祭」

ABC制度の紹介からは少し逸れますが、本章の最後に「社員感謝祭」をご紹介したいと思います。

弊社では、年に一度9月のBOLDayを「社員感謝祭」として盛大なパーティが催されます。現在はコロナ禍によりこのイベントもオンライン開催で味気ないですが、本来であれば、都内の一流ホテルの宴会場を貸切で、フルサービスの美味しいお料理とお酒を頂きながら、一年間の努力と成果をお互いに讃え合う嬉しくもかつ楽しいイベントなのです。そこで表彰されるものは、ABC制度による評価結果だったり、顧客先表彰だったら、果ては後述する感動大学®の出席回数だったり、勉強会の講師活動だったり、皆勤賞や永年勤続賞まで表彰対象です。表彰対象が多岐に渡りますので、表彰者は実に100名を超える勢いです。

しかもこのイベントの素晴らしいところは、社員の家族や友人まで同伴可能なところです。表彰対象の社員にとっては、ご家族やご友人の前で会社から表彰されるという晴れがましい体験ができるのです。実際数年前のリアル感謝祭において、筆者の隣に表彰社員の幼い娘さんが座っていたことがありましたが、「パパすごーいっ!!」と目をキラキラさせていましたよ。また、社長自ら会社紹介もしてくださるので、ITエンジニアという「なんか毎日忙しそうだけれど、一体どんな仕事をしているの?」と疑問に思っているご家族、ご友人に、会社の取り組みや自分の頑張りをアピールする絶好のチャンスでもあります。

筆者はどちらかと言うと、自分が賞賛されるということに対してあまり欲がない方ですが、ステージ上で表彰されている仲間たちを目にすると、「自分も次回はあそこに立てるように頑張ろう!」、「次回はもっと上のレベルで表彰されるように頑張ろう!」という欲がふつふつと湧いてくるから不思議です。BOLDayや社員感謝祭のように、普段あちこちの顧客先に散らばっている社員が一堂に会し、楽しい時間を共に過ごすという記憶の積み重ねが、SESで主であるにも関わらず、社員みんなが仲が良いボールドの不思議な吸引力の秘密なのかもしれませんね。


3.スキル不足は自社内でフォローアップ!仲間がいるから業務後でも頑張れる「感動大学®

弊社は、評価制度や定期イベントだけが自慢ではありません。ABC制度の目標達成のため、ITエンジニアの「人間力」を向上させるための様々な施策まで、社内で万全に用意されているのです。

本章では、弊社自慢のユニークな社内研修制度「感動大学®」をご紹介します。

1.年間200本以上のプロの講座を無料で受け放題!

「感動大学®」とは、2016年から始まった弊社の社内研修制度の名前です。業務終了後の平日夜20時から22時まで、ほぼ毎日何かしらの講座が開講されています。その数なんと年間200講座以上!!講座内容もバラエティ豊かに取り揃えられており、ITスキル系はもちろんのこと、ビジネススキル系やマネジメント系、人間力向上系、著名な講師の英語講座まであります。ITエンジニアの「人間力」を重要視する弊社ならではと言える取り組みです。実際にどのような講座があるのか、講座タイトルをいくつかピックアップしてご紹介しましょう。

ITスキル系

Linux基本コマンド講座」、「SQL入門」、「要件定義~業務要件・機能要件編~」等々

 

◆ビジネススキル系

「ビジネス交渉術」、「企画力を高めるアイデア発想法」、「給与15UPの仕事術」等々

 

◆マネジメント系

「ビジネスコーチング」、「タイムマネジメント」、「チームビルディングにおける目標の重要性」等々

 

◆人間力向上(コミュニケーション)系

「現役プロ司会者が教える!打ち合わせから考えるコミュニケーション術」、「マイナス感情とうまく付き合うための講座」、「楽しくイキイキと人生を歩むための10のキーワード」等々

 

このように種々様々な分野のプロ講師のレベルの高い講義を、なんと無料で受講し放題なのです!しかも、「業務に直接関係ないから」、「一度受講済みだから」という制約も一切ありません。必要なのは、受講時間を確保するための業務調整と本人の学びたい気持ちのみ。社員の学びたい気持ちを、会社が全力でサポートしてくれるのですから、業務終了後で疲れているとはいえ学習意欲が高まりますよね。筆者も自分の業務分野に関係なく、タイトルに惹かれる講座や魅力的な講師陣の講座を好奇心の赴くまま積極的にエントリしています。また、1回では理解が足りなかった講座を何回でも受講できることも感動大学®の大きな特徴です。同じ講座を2回も3回も物好きなと思われるかもしれませんが、2回目、3回目だからこその気づきがあったりすることは、筆者自身が体験済です。

2.当日飛び入り受講もOK!受講者数は始まる直前までわからない自由さが魅力!?

さらに、「感動大学®」の他社にはない特徴として、当日の飛び入り受講がOKという点があります。たとえ開講の30分前でも、本社への連絡1本で受講が可能です。筆者も、顧客先での打合せが早く終わったとき等に、予定していなかった講座を飛び入り受講したことが何度もあります。また、コロナ禍でリモート開催になる以前は、本社で採用面談を受けていた転職希望の方が、「さっき採用が決まりました!」と飛び入り受講してくるという嬉しいハプニングがあったり、「実は3ヶ月後に入社予定です」という方が、入社前に感動大学®を受講したりということも珍しくありません。弊社のそんな懐の深さが、筆者は大好きなのです。

3.受講目的によって自由に組立可能!未経験者や新卒は不足スキルの補強のため、経験者は目指すキャリアの実現のために

前述したように、弊社「感動大学®」の講座数は年間200本以上あります。ですから、IT未経験で入ってきた中途入社の方や新卒社員、もちろん業界経験が長い社員も、スキルアップやキャリアアップのための講座を、自分で自由に組み立てて受講することができます。

たとえば、IT未経験者や新卒社員は、実際に顧客先で業務を初めてから実感した自分に不足している技術系スキルやビジネススキルの講座を選んで受講して、スキルアップすることが可能です。また、業界経験が長い社員が、今までとは全く違う分野の業務に就きたい、現場リーダーやマネジメント職を目指したいと思ったときには、それらに関連する講座を受講して自分の力として蓄えることができますし、感動大学®を積極受講しているという事実は、弊社のマネジメント職に就く際のアドバンテージにもなります。

ご参考までに、感動大学®の数多ある講座の中から「IT未経験者・新卒社員向け」、「マネジメントスキルを鍛えたい社員向け」、「人間力アップを目指す社員向け」の3タイプに分けて、筆者独断でオススメする講座をいくつかご紹介します。どの講座も、実際に開講実績のあるもののほんの一部です。

IT未経験者・新卒社員向け

Linuxシェルスクリプト入門

PowerShell入門

Windows10 ~便利なテクニック~

・おさらい新入社員研修!~ビジネスセンスアップに向けて~

・信頼されるビジネスパーソンになるために

 

◆マネジメントスキルを鍛えたい社員向け

・ほめ方と叱り方

WBSの作成方法と注意点

・成果を出すチームのつくりかた

・プロジェクトマネジメント講座

IT技術者にとって不可欠なマネージメントの基礎

 

◆人間力アップを目指す社員向け

・ビジネスでもプライベートでも役立つ『モテ方のコツ』

・先送りの「くせ」克服メソッド

・セルフモチベーションアップ

・ストレスフリーな人生の過ごし方

・感情コントロール_職場応用編

4.仲間意識が学習する文化を後押し!

毎日何かしらの講座が開講している「感動大学®」では、1講座に対して平均で10名以上、過去最高では60名以上の社員が出席しています。しかも、この過去最高の受講人数は、オンラインによるリモート講座ではなく、コロナ禍以前のリアル開催時のものです。通常業務が終わってから、これだけの数の社員が研修のために帰社して来るなんて、他の会社ではちょっと考えられない文化ですよね。しかも、感動大学®の受講者数の統計が先日発表になったのですが、今期6ヶ月間だけで全社員の半数以上が感動大学®を受講しているのだそうです。中には、月に平均78回、年間では60回以上受講する社員もいたりします。

そんな自慢の弊社社員が、自己のスキルアップやABC制度の目標達成のためだけに感動大学®を受講しているのかと言うと、実はそれ以外にも理由があるのです。それは、講座中のワーク等で自社の仲間とコミュニケーションが取れるからです。普段それぞれの顧客先で仕事をしている社員同士が集まり、同じテーマで話すことによってお互いの近況や考え方を知り、同じ時間を共に過ごせるということは、個人のスキルアップと同じくらい、もしかしたらそれ以上に大きい「感動大学®の価値」ではないかと思います。実際に、あちこちの講座でよく一緒になる人には親近感がわきますし、感動大学®以外の機会で一緒になった際もコミュニケーションが取りやすいというのは、筆者の実感でもあります。また弊社では、社内SNSで講座の参加者を事前公開しますので、「〇〇さんが出るなら、出てみようかな」、「以前の講座で話して楽しかったから、また一緒にやりたいな」という理由で受講する人も増えています。お互いの仲間意識が、良い影響を与え合う文化として大きく広がり続けているのです。

ご参考までに、202110月から12月の期間中に受講者数が20名以上だった講座をピックアップして、下表にまとめてみました。どの講座も一方通行的な座学ではなく、チャットやブレイクアウトルームに分かれてのトークセッション等で熱く盛り上がりました!(いかにも体験したかのように書いていますが、筆者は下表の7講座のうち5講座を実際に受講済です。)

5.感動大学®の意外な効用!オンライン講座がコロナ禍でのストレス解消の場に

2020年からは、新型コロナウイルス感染症対策としてZoomによるオンライン講座もスタート。オンライン講座とリアル講座を社員自らが選択して受講したり、オンラインとリアルを併用したデュアル講座も増えています。(20222月時点では、オミクロン株の猛威によりオンライン講座のみです。)弊社も7割強の社員が自宅勤務なので、本社への移動時間を考慮する必要がない分気軽に受講しやすいのか、ここ最近の受講者数はますます増加中です。

そして、オンライン講座とはいえ、講座前後の雑談やワークセッション等により社員同士のコミュニケーションが取れるので、特にひとり暮らしで自宅勤務をしている人にとっては、感動大学®の受講が良い気分転換になっていて、このコロナ禍でのストレス解消に一役買っているという意外な効用もあるようです。そのあたりも、最近の受講者数増加の一因なのかもしれないですね。実は筆者も、約半年間出勤ゼロの自宅勤務の際は、「自社のみんなと話したいから」という理由で講座のエントリ数を増やしたりもしていました。受講する講座が毎回知っている人ばかりというわけではありませんが、そこは同じボールド社員!日頃BOLDayでのワークショップで任意のグルーピングには慣れているため、「おつかれさまです」という弊社の合言葉が自然と口をついて和やかな雰囲気で始まることがほとんどです。また、オンライン講座では大阪支社の社員ともコミュニケーションが取れることも、大きなメリットと言えるでしょう。リアルだったら年に一回会えるかどうかの仲間たちと、ともすれば同じ都内に居るのにまったく顔を合わせない社員よりも、多くの時間を共有することができるのですから。


4.年間資格取得数は400以上!勤勉な社員のテクニカルスキルをガッチリサポート「技術勉強会」

弊社がITエンジニアの「人間力」を重要視しているとはいえ、肝心の技術力がお粗末では本末転倒です。弊社の「技術力」に対するサポート体制も万全で、弊社には、「感動大学®」と双璧をなす研修制度「技術勉強会」も存在しています。実はその歴史は感動大学®よりも古く、2013年から始まっています。(感動大学®の初講座は20167月)

本章では、勤勉な社員同士が教え合う文化を長年積み上げてきた「技術勉強会」についてご紹介します。

1.講師は先輩社員!社員同士が教え合う文化

前章でご紹介した感動大学®は、主に人間力やマネジメントスキルを高めるための講座が多く、講師はその道のプロを招聘しています。それに対して、技術勉強会はその名の通りテクニカルスキルの向上を目的としており、講師はその分野に秀でた弊社の社員たちが自発的に手を挙げて担当しています。数年前までは完全ノーギャラのボランティア活動でしたが、現在は正式な社内業務として認められ、講師には月々のお手当が給与に加算されています。また、感動大学®は一回完結型の講座が多いですが、技術勉強会は、毎月一回半年サイクルで計6回の受講が原則です。ですから、自分が足りないと思うスキルや今後高めたいスキル、資格を取得したいスキルについて、じっくり時間を掛けて学ぶことができます。直近の20221月から6月までの半年間では、下表に挙げた11の講座が開講されており、それぞれ1030名の勤勉な社員たちが切磋琢磨しながら受講しています。

ITエンジニアの中には、自分が持つスキルを外出しせず内に抱え込むことによって、自分のポジションを固持する利己的な人もいますが、弊社の技術勉強会で講師を務める弊社社員たちはその逆です。自分が積み上げてきたスキルを惜しげもなくさらけ出し、時には裏技的なスキルまで伝授することもあるのです。それもこれも、自分だけではなくボールドの技術職社員全体のスキルアップを願ってのことであり、縁あってボールドに参集してきたみんなで幸せを分かち合おうとする「利他の精神」が根底にあるからです。そして、講師陣のそんな熱い想いは受講する社員たちにも確実に伝わり、技術勉強会で得た知識を社内SNS等への投稿により他社員と共有するという「教え合う文化」を形成しているのです。

2.置いてけぼりは出さない!欠席者には補講でフォローアップ

さらに技術勉強会が何より凄いのは、補講の存在です。業務都合等で参加できなかった受講者に対して、講師が時にマンツーマンで補講を実施する勉強会もあるのです。講師レベルのスキルを持った社員の多くは、大抵通常業務も大忙しです。月一回の勉強会やその準備の時間を捻出するだけでも大変なはずなのに、それに加えて補講まで!勉強会講師陣の人間力の高さには、本当に頭が下がる想いです。それもすべて、自分の勉強会の受講者から置いてけぼりは一人も出さない!という講師陣の熱い想いによるものなのです。

3.スキルアップだけじゃない!キャリアアップの目標となる先輩が見つかるかも

このようにテクニカルスキル面においても弛まぬ努力に励む弊社社員の勤勉さは、通常業務でも存分に活かされ顧客満足度を高めていますが、年間資格取得数400以上という目に見える数字にもはっきりと表れています。技術勉強会がその原動力の一端を担っていることは疑う余地もありませんが、社員のスキルアップだけに留まらない魅力も技術勉強会にはあるのです。それは、講師を始めとする自社の先輩社員たちとのコミュニケーションをさらに深めるきっかけが、技術勉強会にはあるという点です。講師は自社の先輩社員ですし、同じ技術勉強会を受講する社員の中には、自分よりも高いスキル、高いキャリアを持っている先輩もいることでしょう。講師が先輩社員であり外部の講師よりも距離が近い分、より気軽に、より業務や社内事情に則した内容の質問や相談ができます。また、現在はこの技術勉強会も完全オンラインで行われていますが、リアル開催の際には文字通り机を並べて切磋琢磨する先輩社員のスキルアップに向かう姿勢や、たまたま隣に座った先輩社員から教わることも多々あると思います。

そんな経験を通して、特に業界経験の浅い社員にとっては、自分の目標となるような憧れの先輩が見つかるかもしれません。実際に、先日筆者が社内WGの一環で後輩社員にインタビューした際に、「こんな人になりたい」という憧れや目標とする人として、技術勉強会の講師の名前を挙げている人が複数名いたので、決して眉唾で言っているわけではありません。

自分の目標になるような「憧れの先輩」を身近に見つけられるなんてラッキーですし、スキルアップに向かうモチベーションもますます高まりますよね。

4.次の講師はあなたかも?講師になって得られるものとは

技術勉強会を受講した社員の中には、自らのスキルを磨き、見事目標とする資格を取得し、次の期からはメイン講師をサポートするサブ講師として教える側に回る人も多くいます。自分も受講者として同じ勉強会を体験済ですから、受講者たちに対して過去の経験を活かしたアドバイスができますよね。過去の技術勉強会では「教えられる側」だった自分が、次は「教える側」に回り、教えるために自分のスキルもさらに研鑽し、次の人に伝え紡いでいく。。。まさに、ボールドの「社員同士が教え合う文化」がここにあります。そしてなにより、後輩の成長を目の当たりにできる喜びと共に、後輩社員にとっての「憧れの先輩」に自分もなれたら嬉しいですよね。

最近では、中途入社してわずか数ヶ月で勉強会のメイン講師として登壇したり、新たに勉強会を立ち上げたりするその分野のベテラン社員も多く入社してきています。今後の技術勉強会も、ますます盛り上がりそうで楽しみです!


5.経験豊富なシニアが社員に寄り添って伴走してくれる!「専任コーチ制度」

このように種々様々な取り組みが社内に整備されていても、自分ひとりきりの孤独な努力では、途中で気力が萎えたり、不意のスランプに陥ったりすることもありますよね。弊社では、そんな社員の先の不安まで見越して、フォローアップのための制度も用意してくれています。すべては、ITエンジニアの成長と幸せのためです。

本章では、業界唯一といっても過言ではない弊社の「専任コーチ制度」について、ご紹介します。

1.熱い想いを持ったシニアが社員一人ひとりの専任コーチ!

たとえば、入社したての新卒社員が早く会社や業務に馴染めるように、メンター的な役割の先輩社員をつける会社は他にもあるかもしれません。ですが、年齢やキャリアを問わず、社員一人ひとりに専任コーチがつく会社なんて、手前味噌ながら聞いたことがありません!ところが、ITエンジニアの成長のためなら、弊社はやってしまうのです。そんな弊社独自の「専任コーチ制度」は、2016年から始まりました。2022年の現在では、22名の熱い想いを持ったキャリア豊富な専任コーチが、時に厳しく時にやさしく弊社社員たちを導いてくれています。

原則月一回のペースで行われるコーチ面談では、ABC制度の進捗状況の確認やキャリア相談、時には業務上の悩みやプライベートのことまで専任コーチが相談に乗ってくれ、アドバイスをいただくことができます。「ABCの目標設定は、もっとこういう観点から見直した方がいいよ」、「マネジメント系を目指すなら、こんなことを勉強してごらん」、「この本が参考になるから、貸してあげるよ」等、専任コーチの豊富なキャリアと長年IT業界の荒波を乗り越えていた人間力に基づいた、実践的で親身なアドバイスは本当にありがたく、筆者を始めとするボールド社員の力強い支えとなっています。

新入社員以外の社員だって、自分の進むべきキャリアに迷ったり、右か左かの分かれ道で決断が難しいときも当然あります。そんなときに真っ先に相談できる相手が自社内にいてくれるなんて、心強いですよね!

2.コーチも会社も“伴走してくれている実感があるから「孤独感」がない

専任コーチとの月一回のコーチ面談は、「1on1」の形式で行われます。コロナ禍前までは本社のMTGルームで対面で行っていましたが、ここ最近はZOOMによるオンライン面談がほとんどです。そして専任コーチ制度の凄いところは、会社が社員のフォローアップを専任コーチに任せっきりにしていないという点です。コーチ面談の結果は、各コーチから弊社社長へ必ずフィードバックがあります。フィードバックの結果、社員の悩みや問題について、場合によっては社長自らが指示を出すこともあるそうです。社員数500名を超えた規模の会社で、社長がここまでしてくれる会社が、世の中にどれくらいあるでしょうか。

このように、専任コーチのうしろには会社も社長も居てくれているという実感と安心感があるので、SESの会社と言えども、会社から放り出されているという「孤独感」を感じることは全くないのです。

実際のところ、入社8年目に突入した筆者は、入社してから今まで会社から「放置されている」、「蔑ろにされている」と感じたことは、ただの一度もありません。それどころか、コーチ面談でポロっとこぼした業務上の悩みにすらすぐに対応してくれるこの取り組みには、本当に感謝しかありません。

3.コーチはあくまで“伴走するだけ!最終決断するのは「自分」

そんな素晴らしい「専任コーチ制度」ですが、専任コーチは、「ああしなさい」「こうしなさい」と指図して、夏休みの宿題を一緒にやってくれる「お父さん」「お母さん」では、決してありません。

弊社代表の澤田は、「会社がどんなに素晴らしい取り組みをつくって専任コーチをつけても、本人がやる気になって使ってくれなきゃ意味がない」と折々に口にします。そして、「最終決断は、コーチじゃなくて自分でするんだよ」ともよく仰います。もちろんそうです。中には決断することが不得意で、指示出してもらった方が楽という人もいるでしょう。弊社社員の中にも、実際にそういうことを口にする人は存在します。ですが、それでは仮に失敗してしまったときには、「他責」になってしまいますよね。

専任コーチがITエンジニアに“伴走してくれ、その背後には自社がしっかりフォローアップしてくれる環境下で、たとえ恐る恐るでもITエンジニア自身が自分の行く道を決断することにこそ、成長への足掛かりがあると思うのです。

4.フォローアップ体制も万全!アンケート結果によってはコーチ交代も?

「専任コーチ制度」に対する弊社の取り組みの凄さは、それだけではありません。コーチ面談のフィードバックを専任コーチから社長へ行うフォローアップについては前述しましたが、それはあくまで専任コーチから見た観点です。「平等性」も重んじる弊社は、全社員に対しても定期的にアンケートを実施し、専任コーチ制度の満足度を計っています。アンケートには、「コーチへの満足度」や「今後も今のコーチに担当して欲しいか」等、なかなかシビアな設問も並んでいて、社員からの回答によっては専任コーチの変更も有り得ます。専任コーチとはいえそこは人間同士、やはり「相性」というものもあります。社員が安心してこの制度を利用できるように、会社側のフォローアップ体制も万全に整っているのです。

5.将来はボールド生え抜きのコーチが誕生するかも?シニアエンジニアの目指す先とは

現在弊社と契約している専任コーチは22名ですが、社員数の増加に伴いこれからもますます増員される見込みです。コーチによっては30名以上の社員を担当している方もいるので、そんなコーチへの負担が軽減され、よりきめ細かいフォローアップの実現が期待されています。

さらに将来的には、弊社のITエンジニアが定年を迎えたあと自社のコーチに就任し、「ボールド生え抜きのコーチ」が誕生する素敵な未来が実現するといいなと、筆者個人的には密かに期待しているところもあります。長く弊社で働いていたITエンジニアであれば、既に弊社のボールドイズムはその身に染み付いているでしょうから、コーチ就任後のアンマッチも起こりにくく、長年自分も同じ環境に身を置いていたからこその説得力もあるのではないかと思うのです。実際に、「将来はボールドのコーチを目指したい」という声を耳にしたこともあるので、そんな未来が実現したら素敵ですよね!


6.正式部員以外も気軽に参加可能!社員同士の交流のきっかけを生む「サークル・部活動」

SESの会社で社員同士が仲が良い、しかも事務方だけではなく、普段顧客先に散らばる技術職社員も含めて仲が良いというのは、IT業界では本当に珍しいことだと思います。ですが、それが弊社の大きな特徴であり胸を張れる自慢です。

本章では、そんな弊社社員の仲の良さの大きなきっかけとなっている「サークル・部活動」について、ご紹介します。

1.2名から創設可能!サークル・部活動数はなんと30以上!!

弊社のサークル・部活動は、同好の士が2名集まれば創設可能です。活動内容についても大きな制約がないせいか、その中味は多種多彩!現在では、なんと30以上のサークル・部活動が定期的に活動しています。(種類については、下表の一覧を参照。)

中には、弊社取締役が立ち上げたサークルや、専任コーチが参加する部活動もあったりします。そんな自由闊達なところも、弊社の大きな魅力と言えます。中途入社の新入社員もこれだけあれば、ひとつくらいは興味を惹かれるものがあるのでしょう。BOLDayでの新入社員紹介の「興味のあるサークル・部活動」の欄に、「特になし」と書く人はほとんど見当たりません。また、興味のあるものがないなら自分で創設できる自由さも弊社にはありますので、実際にそうして増えていった結果がこのサークル・部活動の数です。

筆者も入社当時にアウトドア部の部長に声を掛けていただき、活動に参加したことから社内での交流が大きく広がるきっかけになりました。

2.部員以外も参加OK!温かく迎えてくれる風土が自慢

そんな弊社のサークル・部活動の良いところは、正式部員以外でも日程の都合さえ合えば気軽に参加できる点です。BOLDay後の懇親会の雑談でたまたま一緒になった人に誘われて、次の日の活動に急遽参加するということも珍しくありません。筆者も正式な所属はアウトドア部ですが、最近では他のサークル・部活動への参加が多いくらいです。そして、前項の一覧を改めて見直してみると、本来根っからの文化系だと思っていた筆者ですが、参加したことのあるサークル・部活動はスポーツ系が多いという意外な発見もありました(笑)。「特訓して大会で勝つぞ!」というスポ根精神ではなく、「みんなで楽しく」というボールドらしい空気感が、今までやったことのないスポーツにも参加してみようという気にさせるのかもしれないですね。もちろん「みんなで楽しく」は、文化系のサークル・部活動にも共通している空気感です。

そのせいか、スポーツ系、文化系に関わらず、どのサークル・部活動にひとりでふらっと参加しても、アウェイ感は皆無です。稀有なSES会社ボールドに所属しているという根本的な仲間意識が根底にあるので、話の取っ掛かりも掴みやすいですし、ドキドキしながら初参加する人に対しても、みんなが同じ気持ちで通って来た道なので、温かく迎え入れてくれる風土が自然にできあがったのかもしれないですね。それは弊社にとっては極々当たり前のようですが、実は大きく自慢できるところではないかと思っています。そんな理屈は抜きにしても、弊社社員は本当に不思議な仲の良さ、そしてどこに行ってもホッとする空気感があるのですよ。

これらをきっかけとして自然と培われた仲間意識が、ボールドに対する帰属意識を高め、たとえ現場が離れていても同じボールド社員として「繋がっている」という安心感に繋がっているのだと思っています。また、サークル・部活動の活動において、年齢やキャリア、顧客先の現場が全く異なる社員同士が、同好の士としてコミュニケーションを深めるという経験は、現場業務におけるコミュニケーションの活性化という点でも活かされています。

3.活動後の懇親会費も会社負担!懇親会で熱く語られる会社の未来とは?

コロナ禍によりサークル・部活動もオンライン開催が多いですが、BOLDayと同様、活動のあとのお楽しみは懇親会です。ここも弊社の太っ腹な点ですが、正式部員5名以上の活動参加で部費への補助金が出るのです。補助金は活動経費の補填として位置づけられ、もちろん懇親会の費用として使うことも可能です。そして、会社がそこまでしてくれるのは、社員同士のコミュニケーションの活性化を期待してというところもありますが、懇親会での話の内容が、会社にとって決して無益ではないという理由もあるのです。

懇親会では、もちろんサークル・部活動の内容についての話もありますが、それ以外にもやはりみんな同じ会社の社員なので、会社や業務についての意見、要望・提案、会社の未来像等の話で熱く盛り上がることも多いのです。中には、懇親会で出た要望や提案が、実際に本社で取り上げられたということも珍しくありません。そう思えば、懇親会は会社としても決して無視できない、貴重な意見交換の場と言えるでしょう。

筆者は、会社は「仕事をする場」であって、「お友だちをつくる場ではない(結果としてお友だちになるのは別)」とずっと思ってきました。でも、ある意味過酷なITエンジニアという職業を、病まずに楽しく意欲を持って続けていくためには、やはり信頼できる自社、信頼できる仲間が必要なのだということを、弊社に転職してきてから、今さらながら実感していることをここに白状します(笑)。


7.社長が社員をおもてなし!「社長が社員を祝う会」「サシさとし」

自社の社長が社員をおもてなし!?と驚く方もきっと居ると思いますが、弊社には以前から当たり前のようにあるのです。「社長が社員を祝う会」も「サシさとし」も、会社規模が500名を超えた弊社では、社長と対面で話ができ、かつ美味しい食事までご一緒できてしまう貴重で嬉しいイベントです。そこには、社員の現状と要望把握を自ら行いたいという弊社社長の熱い気持ちがあるのです。

1.社長が社員の誕生日をお祝いしてくれる「社長が社員を祝う会」

社員の誕生日を祝ってくれる会社は世の中に数多あると思いますが、社長自ら催してご本人も参加してくださる誕生日イベントがある社員数500名規模の会社は、そうそうありません。こちらのイベントもコロナ禍により現在ではオンライン開催になっていますが、リアルで本社近くのお店を貸し切って開催される場合には、社長自らが各テーブルを回り、社員一人ひとりに直接誕生日プレゼントを手渡し、声を掛けて話を聞いてくださいます。社員にとっては、これが地味に嬉しかったりするのです。以前は誕生月の2ヶ月分をまとめて開催していましたが、あまりに人数が増えてしまい時間内に全員と話せない!という社長のご意向により、毎月の開催になりました。いくら社員の話を聞くことが目的とはいえ、会社規模が大きくなり、社長もますますお忙しいはずです。それでも、祝う会は社員の一人ひとりと話をするのだ!という社長の気持ちがとても嬉しいですし、そんな方だからこそみんなついて行こうと思うのです。

2.社長とのサシ呑みから生まれた「サシさとし」

「サシさとし」の元々のきっかけは、何かのイベントの際の景品だったのではないかと記憶しています。ちなみに、「サシさとし」の名前の由来は、「さとし(社長のお名前)」と「サシ」で呑めるイベントというところから来ています。前項の「社長が社員を祝う会」は毎年一回必ず参加できるイベントですが、「サシさとし」は毎月一回開催とはいえ、全社員の希望者を対象とした抽選により参加者5名が決まりますので、とてつもなく狭き門を突破したラッキーな社員が参加できるプレミアムイベントなのです。抽選は、毎月のBOLDayの中で行われています。選ばれし5名は、社長と美味しい食事を共にしながらガッツリ2時間社長のご意見を伺ったり、自分の要望・提案を社長に直接ぶつけることができるのです。社長を含めて6名でひとつのテーブルを囲むことができるので、「社長が社員を祝う会」以上にさらに濃密な時間を過ごすことができます。

こちらのイベントについても、現在はオンライン開催になってしまっているため、一日も早いコロナ禍の収束が待たれます。オンライン開催の場合は、飲食物は自前調達となりますので、リアル開催になるまで参加希望は出さないという人もいるくらいです(笑)。

3.改善に繋がった提案は30以上!フィードバックがちゃんとあるのも嬉しいんです

これはちょっと裏話的ですが、会社への要望・提案は、「社長が社員を祝う会」(チャンスは年1回)か「サシさとし」(チャンスは抽選次第)で社長に直接話すのが一番早いというのが、弊社社員間での定説となっています。そしてなにより嬉しいのは、これらのイベントで要望・提案したもののひとつひとつに対してのフィードバックがしっかりあることです。弊社は6月が決算月なので、毎年7月に期初のキックオフBOLDayが行われます。そこでの社長の所信表明の時間を使って、社員から出た要望・提案についてのフィードバックがあるのです。これは、要望・提案を出した本人にとってはとてつもなく嬉しいことですし、他の社員にとっても、社員の要望・提案に(採用にしろ不採用にしろ)しっかりアンサーがあるんだという会社への信頼感に繋がります。

そして、毎年のフィードバックのコメントが意外と楽しく、和やかな笑いに包まれる時間だということも付け加えておきます。


8.さいごに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。弊社自慢のユニークな取り組みの数々を盛り沢山でご紹介してきましたが、いかがでしたか?あなたの心に響いた取り組みが何かひとつでもあったら、在籍社員としてとても嬉しいです。

さいごに、今までご紹介してきた弊社の取り組み以外に、ぜひお伝えしておきたい弊社の魅力についてご紹介して、本記事を締め括りたいと思います。

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1.ボールドは「ITエンジニアの幸せ」のために起業された会社

ITエンジニアが放ったらかしにされている」―― 弊社代表の澤田がボールドを設立した背景には、こんな思いがあるそうです。当時サラリーマンだった澤田社長は、現場で放置され成長できずにいるITエンジニアの存在を知り、そんな業界の現状を変えるためにボールドを起業しました。そして、今回ご紹介したような独自の取り組みをいくつも考案し、社員の成長を強力に後押ししてくれています。

「ビジネスの世界では、「人間力」無しでチャンスを得て成功していくことはできません。「人間力」と「技術力」を上げていくための全ての施策を、会社が全額負担でやっていくというのが当社のコンセプトです。」と澤田社長は仰っています。

2.前向きに頑張る人を全力で応援!

そんな弊社で活躍できそうな人を一言で表わすなら、「主体的に頑張る人」と言えるでしょう。

どんな目標を立てるかも、「感動大学®」や「技術勉強会」に参加するかどうかも本人の自由ですし、主体的に頑張った結果が評価に直結するので、「人から指示されたことだけやって評価されたい」という考えの人には、居心地の悪い会社かもしれません。その反面、好奇心旺盛で前向きに頑張る人にとっては、こんなに気持ちよく自由闊達に自分を伸ばせる環境はないのではないかと自負しています。

3.勤勉なITエンジニアたちを全力で支える熱き営業たち!

そして、弊社の熱き営業たちの存在についても語らずにはいられません。

弊社では、今までご紹介した会社の仕組みだけではなく、勤勉なITエンジニアたちを全力でフォローしてくれる若く頼もしい営業陣も揃っています。

・顧客先から急遽理不尽な理由で契約終了を告げられた。
→ わずか5日間で次の顧客先を見つけてきてくれた。

・家族の北海道転勤が決まったが、ボールドは辞めたくない。
 → 営業が実際に北海道まで飛んで、顧客先を探し回ってくれた。
(結果的には、条件にマッチする企業が見つからなかったそうですが

・酷い風邪引きで声が全く出ないときに、たまたま担当営業から電話。
 → カスカスの声を聞いて、すぐに現場まで飛んできてくれた。

これら全て弊社で実際にあったお話のほんの一部です。

ITエンジニアに限らず、営業だって「人間力」が大事なことは言うに及ばすです。これらの事例は、弊社営業の素敵な「人間力」の表れと言えるでしょう。もちろん営業だけではなく、本社業務を担当してくれるメンバも、楽しく人間力に溢れた愛すべき面々ばかりです。

4.一緒の船に乗ろう!

弊社が特に大事にしているのが、企業理念「感動Ship」への共感です。理念を体現するための行動指針として「感動人間力10ヵ条」を定め、社員にその実践を促しています。余談ですが、筆者は弊社への転職面接の際に、会議室に掲げられていたこの「感動人間力10ヵ条」を目にして共感するところが多く、弊社に入社したい!という気持ちのギアが一段上がりました。

社員一人ひとりがこの理念に共感し、「同じ方向を向いて進んでいく仲間」という意識を持っているので、多くの社員が「感動大学®」や「技術勉強会」で主体的に学び、「専任コーチ」に伴走してもらいながら各々の目標に向けて努力し、その結果が「ABC制度」で評価されるという好循環が生まれているのでしょう。

ちなみに、弊社の本社エントランスは、「船(Ship)」をイメージした内装になっているんですよ。このエントランスには、「理念に共感した者が一つの船に乗っている」という意味が込められており、仲間と共に一緒に成長していこうという弊社らしさの象徴なのです。

あなたも、ITエンジニアを本気でサポートしてくれるボールドという「船(Ship)」に乗って、「IT業界の変革」という大航海に一緒に漕ぎ出してみませんか?

【最後にボールド人事部より】

株式会社ボールドではエンジニアのキャリア採用にも新卒採用にも力を入れています。

◇キャリア採用

IT業界での就業ご経験1年以上で、自己研鑽の意欲が高く、自分のスキルを磨くだけでなく周囲への貢献に興味が強い方を通年で募集しております。商流も上がりチーム体制も整ってきておりますので、同じ志を持つ仲間と一緒に参画し、切磋琢磨することが出来ます!

◇未経験からのキャリアチェンジ採用

もともとお持ちの人間力と、異業種でのご経験から得た仕事力などを活かし、今からITエンジニアに挑戦してみたい!という方の募集も通年で行っております!

◇新卒採用

情報学部に限らず、理系各学部や文系学部卒であっても一流のエンジニアに育成できる仕組みがあります。勤勉さに自信のある学生さんは是非ご応募ください!

いずれの採用方式も下記URLからお申込みいただけます。ぜひお会いできるのを楽しみにしております!

https://www.bold.ne.jp/engineer-club/careers

私たちは、全てのエンジニアに市場価値を高め自身の望む理想のキャリアを歩んでいただきたいと考えています。もし、今あなたが転職を検討しているのであればこちらの記事をご一読ください。理想のキャリアを実現するためのヒントが見つかるはずです。

『技術力』と『人間力』を高め定年まで働けるエンジニアを目指しませんか?

私たちは「技術力」だけでなく「人間力」の向上をもって、エンジニアとしてだけでなくビジネスパーソンとして高い水準を目指し、社会や顧客に必要とされることで、関わる人々に感動を与える集団であろうと思っています。

  • 定年までIT業界で働くためのスキルが身につく「感動大学」と「技術勉強会」!
  • 「給与が上がらない」を解消する6ヶ月に1度の明確な「人事評価制度」!
  • 理想のエンジニア像に近づくためのよきアドバイザー「専任コーチ制度」!
  • 稼動確認の徹底により実現できる平均残業時間17時間の働きやすい環境!

現在、株式会社ボールドでは「キャリア採用」のエントリーを受付中です。

まずは以下のボタンより弊社の紹介をご覧いただき、あなたの望むキャリアビジョンをエントリーフォームより詳しくお聞かせください。

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