初心者でもわかる! プログラミング言語の種類と選び方

ENGINEER.CLUB編集部

ENGINEER.CLUB編集部

プログラミングを始めてみたいけど、どの言語を選べばいいか迷いますよね?

Webサイトを作りたい?スマホアプリを作りたい?それとも、データ分析に興味がある?
プログラミング言語の種類は数えきれないほどありますが、実は、あなたの目的に合った言語はそれほど多くありません。

この記事では、プログラミング初心者の方でも分かりやすく、自分にぴったりのプログラミング言語を選ぶためのヒントをお伝えします。
これを読めば、きっとあなたもプログラミングの世界への第一歩を踏み出せるはずです!


1.プログラミング言語の種類と特徴

まずは、世の中にはどんなプログラミング言語があるのか、そしてそれぞれの言語がどんなことに得意なのかを見ていきましょう。
あなたの「作りたい!」という気持ちに合う言語がきっと見つかるはずです。

1-1.Web開発に強い言語

もしあなたがWebサイト制作に興味があるなら、これらの言語は要チェックです!
・HTML
 用途
  Webページの骨組みを作るためのマークアップ言語です。「ここに文字を表示する」「ここに画像を表示する」といった、Webサイトの基本的な構造を定義します。
 
 難易度と学習コスト
  プログラミングというよりはマークアップ言語なので、比較的簡単に習得できます。学習コストも低めです。
 
 コミュニティの活発さ
  Webサイトが存在する限り必要とされる技術なので、情報も多く、困った時に助けてくれる人も多くいます。
  MDN Web Docs: https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTML
  HTML5.JP: http://www.html5.jp/
  Stack Overflow HTML タグ: https://stackoverflow.com/questions/tagged/html

私も以前、自分のホームページを作成するためにHTML辞典を片手に勉強しました。
テキストエディタとブラウザさえあればすぐに始められるので、最初に学ぶにはおすすめです。

・CSS
 用途
  HTMLで作った骨組みに色をつけたり、配置を決めたりと、Webサイトのデザインや見た目を整えるための言語です。

 難易度と学習コスト
  こちらも比較的習得しやすいです。デザインの奥深さを追求しようとすると難しくなりますが、基本的なことはすぐに学べます。

 コミュニティの活発さ
  HTMLと同様に、Web制作には不可欠なため、活発なコミュニティがあります。
  CSS-Tricks: https://css-tricks.com/
  MDN CSS リファレンス: https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/CSS
  SCSS公式: https://sass-lang.com/

HTMLを覚えた後、サイトの見た目を整えるためにCSSを学びました。味気ないページがCSSで一気にカッコよくなるのが嬉しかったですね。

・JavaScript
 用途
  Webサイトに動きをつけるための言語です。ボタンをクリックしたらアニメーションが起きたり、入力フォームの内容に応じて表示が変わったりと、インタラクティブな機能を実現します。

 難易度と学習コスト
  最初は比較的取り組みやすいですが、奥が深く、様々な書き方や応用があるので、継続的な学習が必要です。

 コミュニティの活発さ
  Web開発で非常に重要な役割を担うため、世界中にコミュニティがあり、情報交換も盛んです。
  JavaScript Info: https://javascript.info/
  MDN JavaScript: https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript
  Node.js公式: https://nodejs.org/

HTMLとCSSの後に、ページに動きをつけたくてJavaScriptを学びました。自分で作った動きがWeb上で動くと本当に楽しいですよ。

・Python(Web開発)
 用途
  Webアプリケーションの開発にも使われます。例えば、ECサイトの裏側の処理や、ブログのシステムなど、Webサイトを動かすためのプログラムを書くことができます。

 難易度と学習コスト
  文法がシンプルで読みやすいと言われており、初心者にも比較的学びやすい言語です。豊富なライブラリ(便利な道具箱のようなもの)があり、様々なことができます。

 コミュニティの活発さ
  データ分析やAI分野でも人気がありますが、Web開発のコミュニティも非常に活発です。
  Python.org: https://www.python.org/
  Django Project: https://www.djangoproject.com/
  PyPI (Python Package Index): https://pypi.org/

 情報収集用のスクレイピングツールを作る際に使いました。とてもシンプルで扱いやすい言語です。

・Ruby
 用途
  こちらもWebアプリケーション開発によく使われる言語です。特に「Ruby on Rails」という強力なフレームワーク(開発を効率化する枠組み)があり、短期間で本格的なWebサイトを構築できます。

 難易度と学習コスト
  日本人によって開発された言語ということもあり、日本語の情報が多く、学習しやすい環境が整っています。

 コミュニティの活発さ
  国内外に熱心なコミュニティがあり、初心者向けのイベントや勉強会も盛んです。
  Ruby公式: https://www.ruby-lang.org/ja/
  Ruby on Rails公式: https://rubyonrails.org/
  RubyGems: https://rubygems.org/
  
 日本語の一次情報が多く、調べたいことがすぐに見つかるのが助かります。

1-2.アプリ開発に強い言語

    スマホで使うアプリを作りたい!そんなあなたにはこれらの言語がおすすめです。
    スマホ
    ・Swift
     用途
      iPhoneやiPadなどのiOSアプリを開発するための言語です。Apple製品との親和性が高く、高性能で洗練されたアプリを作ることができます。

     難易度と学習コスト
      Objective-Cという以前主流だった言語に比べるとモダンで学びやすいですが、本格的なアプリ開発には深い知識が必要です。
     
     コミュニティの活発さ
      iOSアプリ開発の人気とともに、活発なコミュニティが形成されています。
      Swift.org: https://swift.org/
      Apple Developer: https://developer.apple.com/swift/
      SwiftUI Tutorials: https://developer.apple.com/tutorials/swiftui/

     私もiPhoneで動くアプリを作りたくて勉強を始めました。自分で作ったアプリが実際に動いたときの感動は今でも忘れられません。

    ・Kotlin
     用途
      Androidアプリを開発するための言語です。Javaよりも簡潔にコードを書けるため、近年Androidアプリ開発の主流になりつつあります。

     難易度と学習コスト
      Javaの知識があると比較的スムーズに入れますが、初心者でも十分に学習可能です。

     コミュニティの活発さ
      Googleが公式に推奨していることもあり、Android開発者を中心に活発なコミュニティがあります。
      Kotlin公式: https://kotlinlang.org/
      Android Developers: https://developer.android.com/kotlin
      Kotlin Discussion: https://discuss.kotlinlang.org/

    ・Java
     用途
      古くからAndroidアプリ開発に使われてきた実績のある言語です。大規模なエンタープライズ向けのシステム開発にも広く利用されています。
     
     難易度と学習コスト
      文法がやや複雑で、学習には根気が必要です。

     コミュニティの活発さ
      長い歴史を持つ言語なので、情報量は非常に豊富です。
      Java公式: https://www.java.com/
      OpenJDK: https://openjdk.java.net/
      Stack Overflow Java: https://stackoverflow.com/questions/tagged/java

    ラムダ式など、最初は理解が難しい文法もありますが、習得すると生産性の高いコードが書けるようになります。

    ・React Native
     用途
      JavaScriptを使って、iOSとAndroidの両方のアプリを同時に開発できる技術です。効率的にアプリ開発を進めたい場合に有効です。
     
     難易度と学習コスト
      JavaScriptの知識があれば比較的スムーズに入れますが、ネイティブアプリ特有の知識も必要になります。

     コミュニティの活発さ
      クロスプラットフォーム開発の注目度が高いため、活発なコミュニティがあります。
      React Native公式: https://reactnative.dev/
      React Native Community: https://github.com/react-native-community
      Expo: https://expo.dev/

    1-3.データ分析に強い言語

    もしあなたがデータを分析したり、AI(人工知能)に興味があるなら、これらの言語が強力な味方になります。

    ・Python(データ分析)
     用途
      データ分析、機械学習、AI開発など、幅広い分野で活用されています。豊富なライブラリが用意されており、効率的にデータ処理や分析を行うことができます。

     難易度と学習コスト
      Web開発の項でも触れましたが、文法が比較的シンプルで学びやすいです。

     コミュニティの活発さ
      データサイエンス分野での人気も高く、世界中で非常に活発なコミュニティがあります。
      Python Data Science Handbook: https://jakevdp.github.io/PythonDataScienceHandbook/
      Kaggle: https://www.kaggle.com/
      Anaconda: https://www.anaconda.com/

    ・R
     用途
      統計解析やデータ可視化に特化した言語です。研究機関や学術分野でよく使われています。

     難易度と学習コスト
      統計学の知識があると理解しやすいですが、プログラミング初心者には少しハードルが高いかもしれません。

     コミュニティの活発さ
      専門分野に特化しているため、研究者やデータ分析者のコミュニティが中心です。
      The R Project: https://www.r-project.org/
      RStudio: https://www.rstudio.com/
      R-bloggers: https://www.r-bloggers.com/

    ・SQL
     用途
      データベースを操作するための言語です。Webサイトやアプリの裏側にあるデータを管理したり、必要な情報を抽出したりする際に使います。

     難易度と学習コスト
      プログラミング言語というよりはデータベース操作に特化した言語で、基本的な構文は比較的覚えやすいです。

     コミュニティの活発さ
      多くのシステムでデータベースが使われているため、活発なコミュニティがあります。
      SQL.org: https://www.sql.org/
      PostgreSQL: https://www.postgresql.org/
      MySQL: https://www.mysql.com/

    データを扱う仕事では避けては通れない言語です。プログラミングを仕事にしたい人には学んでおいて損はありません。

    1-4. その他の言語

    上記以外にも、様々な用途に特化した言語があります。

    ・C++
     用途
      ゲーム開発やシステムプログラミングなど、高度な処理やパフォーマンスが求められる分野で使われます。

     難易度と学習コスト
      非常に奥が深く、習得難易度は高めです。

     コミュニティの活発さ
      歴史のある言語なので、情報も多いですが、初心者には少し敷居が高いかもしれません。
      C++ Reference: https://en.cppreference.com/
      ISO C++: https://isocpp.org/
      Stack Overflow C++: https://stackoverflow.com/questions/tagged/c++

    メモリ管理を手動で行う必要があるため、扱いが難しいですが、実行速度の速さは大きな魅力です。高速処理が必要な場面ではおすすめです。

    ・C#
     用途
      Windowsアプリケーションの開発や、Unityというゲームエンジンを使ったゲーム開発などで使われます。

     難易度と学習コスト
      Javaと似た文法を持ち、比較的学習しやすいと言われています。

     コミュニティの活発さ
      Microsoft系の技術ということもあり、活発なコミュニティがあります。
      Microsoft C#: https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/csharp/
      .NET Foundation: https://dotnetfoundation.org/
      Unity Learn: https://learn.unity.com/

    Windowsアプリやゲーム開発をしたい人には特におすすめの言語です。

    ・Go
     用途
      Googleによって開発された言語で、サーバーサイドの開発や大規模なシステムの構築などに使われます。

     難易度と学習コスト
      シンプルで効率的なコードが書けるように設計されており、比較的学びやすいという意見もあります。

     コミュニティの活発さ
      近年注目を集めている言語なので、コミュニティも成長しています。
      Go公式: https://golang.org/
      Go by Example: https://gobyexample.com/
      Go Forum: https://forum.golangbridge.org/


    2.初心者におすすめの言語

    さて、たくさんの言語を見てきましたが、「結局どれを選べばいいの?」と思われたかもしれません。Webサイト制作に興味があるプログラミング初心者のあなたには、特に以下の言語がおすすめです。

    ・Python
     おすすめポイント
      文法がシンプルで読みやすく、初心者でも比較的スムーズに学習を始められます。Web開発だけでなく、データ分析やAIなど、幅広い分野で活用できるため、将来の可能性も広がります。豊富な学習教材やコミュニティの存在も心強いです。

    ・JavaScript
     おすすめポイント
      Webサイトに動きをつけることができるため、実際に目に見える成果を実感しやすく、モチベーションを維持しやすいでしょう。HTML、CSSと合わせて学習することで、Webサイト制作の基礎をしっかりと身につけられます。

    ・Ruby
     おすすめポイント
      日本語の情報が豊富で、学習しやすい環境が整っています。「Ruby on Rails」を使えば、効率的にWebアプリケーション開発を学ぶことができます。初心者向けの勉強会やイベントも多く、仲間を見つけやすいのも魅力です。

    もちろん、他の言語にもそれぞれの良さがありますが、まずはこれらの言語からスタートするのが、Webサイト制作に興味がある初心者の方にとって、挫折しにくく、楽しく学習を進められる可能性が高いと私は考えます。


    3.プログラミング言語選定のための比較表

    それぞれの言語の特徴を改めて比較してみましょう。あなたの興味や目的に合わせて、最適な言語を見つけてください。

    言語

    主な用途

    難易度

    学習コスト

    コミュニティの活発さ

    HTML

    Webページの構造

    易

    低

    非常に活発

    CSS

    Webページのスタイル

    易

    低

    非常に活発

    Python

    Webアプリ、データ分析、AI

    易

    中

    非常に活発

    SQL

    データベース操作

    比較的易

    低〜中

    活発

    Ruby

    Webアプリ

    比較的易

    中

    活発

    Go

    サーバーサイド

    比較的易

    中

    成長中

    JavaScript

    インタラクティブなWebサイト

    中

    中

    非常に活発

    React Native

    クロスプラットフォームアプリ

    中

    中

    活発

    C#

    Windowsアプリ、ゲーム

    中

    中

    活発

    Swift

    iOSアプリ

    中〜難

    中〜高

    活発

    R

    統計解析、データ可視化

    中〜難

    中〜高

    専門分野で活発

    Java

    Androidアプリ、
    エンタープライズ

    難

    高

    非常に活発

    C++

    システム、ゲーム

    難

    高

    活発だが初心者には難しい


    4.まとめと今後の展望

    ・自分に合った言語を選ぶことの重要性
    この記事では、様々なプログラミング言語とその特徴、そして初心者におすすめの言語を紹介しました。
    大切なのは、あなたの「作りたいもの」「興味のあること」に合わせて言語を選ぶことです。興味がない分野の言語を無理に学ぼうとしても、なかなかモチベーションは続きません。私もそうです。

    Webサイト制作に興味があるなら、まずはHTML、CSS、そしてJavaScriptから始めるのが王道であり、着実にスキルアップできる道筋です。
    PythonやRubyも、Web開発の楽しさを味わうには良い選択肢となると思います。

    ・学習を続けるモチベーションを維持する方法
     プログラミング学習は、決して簡単ではありません。特に独学の場合は、モチベーションを維持することが重要になります。

    (1) 小さな目標を立てる
     最初から完璧なWebサイトを作ろうとするのではなく、「簡単な自己紹介ページを作る」「ボタンをクリックしたら文字が変わるようにする」など、具体的な目標を一つ一つクリアしていくことで達成感を得られます。

    (2) 学習仲間を見つける
     プログラミングスクールやオンラインコミュニティに参加して、同じ目標を持つ仲間と交流することで、モチベーションを高く保てます。困った時に相談できる相手がいることも心強いでしょう。

    (3) アウトプットを意識する
     学んだことを活かして、実際に何かを作ってみることが大切です。小さなWebサイトでも良いので、自分の手で作り上げたものを見ることで、大きな喜びと達成感を得られます。

    (4) 焦らない
     プログラミングは一朝一夕に身につくものではありません。焦らず、自分のペースでコツコツと学習を続けることが重要です。

    ・プログラミング学習のロードマップ

    (1) まずは興味のある言語を一つ選んで、学習を始めてみましょう。
     この記事でおすすめしたPython、JavaScript、Rubyなどは、初心者向けの教材も豊富にあります。

    (2) 基礎をしっかりと理解しましょう。
     変数、データ型、制御構造など、どの言語にも共通する基本的な概念を学ぶことが、更なる学習の基礎となります。

    (3) 実際に手を動かしてみましょう。
     教材を読むだけでなく、実際にコードを書いて実行してみることが、理解を深める最も良い方法です。
     Webサイト制作に興味があるなら、HTML、CSS、JavaScriptの基礎を学んだ後、より高度な技術やフレームワークに挑戦してみるのも良いでしょう。

    (4) 困ったら積極的に質問しましょう。
     学習サイトの掲示板や、プログラミングスクールの講師、オンラインコミュニティなどで、遠慮せずに質問することが大切です。

    (5) 継続は力なり。
     毎日少しずつでも良いので、 コツコツと学習を続けることが、プログラミングスキル習得への最も確実な道です。


    5.さいごに

    プログラミングの世界は、あなたのアイデアを形にし、世界に向けて発信する力を与えてくれます。最初は 難しいと感じることもあるかもしれませんが、一歩ずつ進んでいけば、必ず「作れる!」という喜びを味わえるはずです。
    この記事が、あなたのプログラミング学習の最初の一歩となることを心から願っています。

    さあ、一緒にプログラミングの世界への冒険を始めましょう!

    私たちは、全てのエンジニアに市場価値を高め自身の望む理想のキャリアを歩んでいただきたいと考えています。もし、今あなたが転職を検討しているのであればこちらの記事をご一読ください。理想のキャリアを実現するためのヒントが見つかるはずです。

    『技術力』と『人間力』を高め定年まで働けるエンジニアを目指しませんか?

    私たちは「技術力」だけでなく「人間力」の向上をもって、エンジニアとしてだけでなくビジネスパーソンとして高い水準を目指し、社会や顧客に必要とされることで、関わる人々に感動を与える集団であろうと思っています。

    • 定年までIT業界で働くためのスキルが身につく「感動大学」と「技術勉強会」!
    • 「給与が上がらない」を解消する6ヶ月に1度の明確な「人事評価制度」!
    • 理想のエンジニア像に近づくためのよきアドバイザー「専任コーチ制度」!
    • 稼動確認の徹底により実現できる平均残業時間17時間の働きやすい環境!

    現在、株式会社ボールドでは「キャリア採用」のエントリーを受付中です。

    まずは以下のボタンより弊社の紹介をご覧いただき、あなたの望むキャリアビジョンをエントリーフォームより詳しくお聞かせください。

    コメント

    IT業界を目指す求職者へ

    プレミアムSES®で市場価値の高いエンジニアへ

    株式会社ボールドが約束する5つのプレミアムとは?

    IT業界を目指す求職者へ

    プレミアムSES®で市場価値の高いエンジニアへ

    株式会社ボールドが約束する5つのプレミアムとは?