勉強から受験まで解説!AWS certified practitioner資格

勉強から受験まで解説!AWS certified practitioner資格

ENGINEER.CLUB編集部

ENGINEER.CLUB編集部

現在IT業界で注目されているクラウドサービスを提供するAWSですが、この資格取得を狙っている方多いのではないでしょうか。また、数ある資格の中で取り掛かりとしてクラウドプラクティショナー資格に挑戦しようとしていませんか。

この記事では、学生時代テストも苦手だった30AWS業務未経験の技術者が合格までに実際に行った「クラウドプラクティショナー」の勉強法から受験当日までの流れを分かりやすくお伝えします。


1.aws certified cloud practitionerの特徴

この資格はAWS認定の中でも基礎となる資格で、6カ月間の基礎的なAWSクラウドと業界知識を証明できるものです。これがあれば、AWSの業務に就きたい際の面談時に「基本知識は身に着けていること」を証明できます。口だけでAWSを知っている・出来ることを説明するよりも説得力がありますし、相手へ好印象を与えられます。また、資格を取得すると特典として次回のAWS試験を半額で受験できます!例えば、クラウドプラクティショナーの次のランク試験ソリューションアーキテクトアソシエイトだと本来16,500円が8,250(税込10)で受験できます(2022.6時点)。半額チケットはAWS試験合格ごとにもらえます。試験ごとに高額になる受験料が半額になるのは家計も助かるので勉強・資格取得のやる気になりますよね。


2.実践した勉強法

私が平日918時勤務の仕事をしながら行った勉強をおススメ度(満点★3つ)とともにご紹介します。

①本を読む ※最新情報を得るため最近発行された本を読んでください

AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー ★★

・一夜漬け AWS認定クラウドプラクティショナー 直前対策テキスト ★

 

②スマホアプリやPCで問題を解く

AWS認定クラウドプラクティショナー模擬試験(スマホアプリ/一部有料) ★

・テキスト特典のLINEに届く問題集 ★

AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説 ★★

Udemy この問題だけで合格可能!AWS認定クラウドプラクティショナー模擬試験問題集(有料)★★★

 

2-1.おすすめしたい勉強法

実際やってみて勉強の吸収がよかった勉強手順をご紹介します。

①ゆとりのある時間を作って本を読む※試験対策テキストで出てこないサービスも試験に出るため、本の学習だけでは不十分です。

(1)「AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー」をAWSの全体像を把握するため2回くらい読む。マーカーを引かない方が見返すときにその都度頭に刷り込まれて良いです。

【おススメ理由】

機能ごとに章分けされているので、データベースやストレージなどの似たものがいくつもあるサービスの機能の特徴が詳しく解説されており、それぞれの強みについて比較が簡単に出来で初心者でも理解しやすいです。章のまとめに各サービスの簡単な概要もまとめられているので思い出し復習に便利で、問題も最善のサービスを当てるものや、サービスの詳細についてなどが掲載されています。また、大まかなAWS全体の構造が理解できるので試験対策だけではなく、業務に活かせる本です。※資格取得翌月よりAWS案件に従事していますが、ネットワークやサービスの構造を理解するうえで読んでおいて良かったなと思います。

(2)「一夜漬け AWS認定クラウドプラクティショナー 直前対策テキスト」を1回くらい読む。

(1)の補足情報を得るつもりでサッと読むと良いです。機能を頭に入れるためだけの本なので、浅い知識が付くくらいと思ってください。※書店にあまり置いてないので購入の際はネットショッピングがおススメです。

【おススメ理由】

AWSの基本の考え方に基づいて章分けされているので、ベストなサービス活用法が学べます。問題も最後の方に全体のまとめとして出題されているので全サービスの理解度チェックとしても使えます。

(3)通勤時(片道1時間半)にスマホで勉強

なるべくテキストを開かずに問題を解きます。間違った箇所は後でテキストを確認します。

・「AWS認定クラウドプラクティショナー模擬試験」を実施。

練習問題・模擬試験ともにレベル3(60(選択肢問題))まで無料です。答え合わせ時に全選択肢について解説があります。※私は無料枠のみ実施。

【おススメ理由】

回答制限の時間は表示されないのでデジタルで問題を解く練習として活用できます。問題としては使う立場になって考える問題が多いと思います。

・「一夜漬け AWS認定クラウドプラクティショナー 直前対策テキスト」のLINEに届く問題を実施。

平日8:002(選択肢問題)が届き、翌日の問題とともに前日の回答が届きます。正解についての解説はありますが、間違った選択肢の解説はありません。

【おススメ理由】

毎回異なる問題が届き、本の内容より濃い問題が届くため機能についてもっと深く勉強できます。※問題はランダムなので、問題の傾向はないと感じます。

(4)自宅で時間を作ってゆっくり勉強 ※試験実施前2週間は、これだけみっちり行います。

・「AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説」を知識増やすためにスマホで1回実施。

無料で134(選択肢問題)練習できますが、答え合わせ時に正解についてのみ解説があります。稀に答えが違うのではないかと思うことありますが、利用者のレポート欄もあるので参考にできます。

【おススメ理由】

問題の数が多く、多岐に渡った問題を出してくれますし新サービスについて随時更新されているようです。問題で取得したサービス情報はメモをして後で復習します。

(5)「Udemy この問題だけで合格可能!AWS認定クラウドプラクティショナー模擬試験問題集」を基礎的なことを確実に抑えるために演習テスト2まで各2回実施。※試験本番と近い環境で練習しておきたいのでPCで行うことをおススメします。

実際の試験時間で試験と同じ問題数が用意されています。試験と似た画面で問題や制限時間が表示されるため試験の場慣れ練習もできます。問題については全問回答後に正解割合と全択肢解説が表示されるので何度でも復習できます。ただ問題を購入しないといけませんが、購入しても損を感じない問題集です。

【おススメ理由】

本番に近い問題が出題されるため本当に役に立ちます。試験範囲で新しく追加されたサービス情報なども随時更新され勉強できますし、問題の選択肢には本には出てこないサービスも出てきます。ここで出てきたサービスはメモをとって機能概要を振り返れるようにしてください。試験で迷わず回答できるようにするためです。2回目テストで試験合格ラインの70%以上正解できるようにすると良いと思います。※正解率70%以上取れるようになってから試験を受けることをおススメします。

2-2.あまり効果が感じられなかった勉強手順

最初に「一夜漬け AWS認定クラウドプラクティショナー 直前対策テキスト」を読んではいけません。端的に纏められていますが、サービス構成が分からず何度読み返しても頭に入ってこなかったです。基礎を身に付けた後に読むのをおススメします。


3.受験申込

自分を追い込むため試験勉強中に手続きします。※試験実施24時間前までであれば、2回まで日程変更できるので勉強が不安でも大丈夫です。クレジットカード決算のみなので、クレジットカードを用意してください。

3-1.資格受験のためにAWS認定アカウントを作成※手順は若干異なることもあります

AWS認定アカウントをAmazonショッピング利用のアカウントと紐付けを行います。

AWS認定アカウント登録ページ

https://www.aws.training/certification/?ch=tile&tile=getstarted

サインインします。

AWSショッピングで使用しているアカウントでログインします。

AWS認定のページに遷移するので、必要項目を記入し[アカウントの作成]をクリックします。

認定同意書、名前を確認します。

3-2.試験申し込み

[試験の登録]をクリックします。※エラーが出た場合は、画面内容に沿って進めてください

受験資格がある試験の試験名に「AWS Certified Cloud Practitioner」を入れ虫眼鏡をクリックします。予約方法は2通りありますが、今回はおススメのピアソンVUEで予約します。「ピアソンVUEによるスケジュール」をクリックし、必要事項を入力します。

「重要な試験情報」が表示されるので[×]をクリックします。

試験の希望画面に遷移し[テストセンター]を選択します。

試験の準備を確認し[次へ]クリックし、言語・確認事項を確認しテストセンターを選びます。(自宅でも行えますが、自宅環境整理をしないといけないため事前準備が大変です。)

会場を選んだらチェックを入れ、[次へ]で日時を選択します。東京・神奈川で探していれば【武蔵小杉テストセンター】がおススメです。会場フロアのお手洗い付近にベンチがあるため静かに最後の追込み勉強が可能です。

最後に料金確認を行いクレジットカード情報入力し完了します。

完了後に登録したメールアドレス宛に、予約内容が送付されるので確認してください

予約変更したい場合は、ダッシュボードの[今後の受験予約]から[予約変更]を行います。変更出来たらメールが届くので絶対に確認してください。


4.受験当日の流れ

身分証明書を持参し早めに会場に向かい、試験会場の下見や勉強できる場所を探しましょう。会場に着くと手続きを行います。この時、写真も撮るため身支度も忘れずに。※20223月時点ではコロナの影響で会場待合室では勉強できません。しっかり追い込み勉強を外でしていきましょう。無事試験が終わると合否がモニターに映る(※点数試験マイページで発表)ので確認してから退席しましょう。


5.さいごに

試験で合格しただけでは実技の習得はできないのでご自宅でAWSに触れてください。1年無料で実機が扱えます。

日々進化するAWSですので、日々の習得が大事になります。

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