
JavaWebアプリ開発勉強会レポート Vol.3
1.今回のテーマと内容
勉強会もいよいよ折り返しとなりました。今回は、勉強会の成果として受講者に作成してもらう課題(Webアプリケーションの作成)について説明します。そして実際に課題の作成に着手していきますよ。
では、今回のコンテンツです。
1-1.アプリケーション作成
まずは課題の説明から。
作成する課題は、Webシステムの基礎を学ぶには最適な内容です。しかも完成した時の達成感も十分ですのでやりがいがありますね!!
①作成するアプリケーションの機能概要
機能1. ログイン機能
・アプリケーションにログインする
・入力されたパスワードを元にユーザー認証を行う
・パスワードは全ユーザー共通のもの(”1234”)を使用する
機能2. ログアウト機能
・アプリケーションからログアウトする。
機能3. つぶやき投稿機能
・短い文字列情報を「つぶやき」として投稿できる
・投稿が空の場合、投稿を受付けずエラーメッセージを表示する
・投稿した「つぶやき」は、アプリケーションが終了するまで保存する
・この機能を使用するには、ログインしている必要がある
機能4. つぶやき閲覧機能
・全ユーザーの「つぶやき」を閲覧できる
・「つぶやき」は新しいものから順に表示する
・この機能を使用するには、ログインしている必要がある
機能概要は上記の通りです。
なんだ、こんだけ?と思った方いませんか?
単純な機能に見えるかもしれませんが、一から作成するとそれなりに大変です。
それを今まで習ったことを使って実際に自分で作成していきます。まさに「覚える」のではなく「作れる」ようになる!ですね。
1-2.18上期勉強会での成果物について
次に、この勉強会の成果物についての説明がありました。
当然ですが、学んだことを結果としてアウトプットする必要があります。そうしないと本当に身に付きませんからね。
①成果物
・投稿Webアプリケーション(※課題以外に自信でのカスタマイズは自由)
②提出期限
・12/10(水)第6回勉強会開催日まで(※事前連絡で期限延長あり)
③提出方法
・プロジェクトフォルダをDropboxの個人フォルダに格納
・18上期勉強会成果物レポート(フォーマットは後日配布)
以上で課題の説明は終了。いよいよみなさんお待ちかねのハンズオンに移ります!
今回は早速課題の制作に入りますが、受講生のみなさんは順調に作成できるのでしょうか。
1-3.ハンズオン(アプリケーション作成)
ハンズオンでは、早速課題の制作に入りますが、ちょっと待て!
いきなりコーディングは出来ないので、ちゃんと設計をしましょう。今まで学んできた内容と照らし合わせて、どこでどの機能を実現するか、そのために考慮しなければいけないことは何か、しっかりと整理しましょうね。
それがちゃんと出来ていないと動くものはできませんよと講師からのアドバイスもあり、みなさんはやる気持ちを抑えつつ、まずは設計からです。
今までの内容をちゃんと復習している人は、設計が早く終わり、順次コーディングに取り掛かります。今日はコーディングをする時間がいっぱいありますね。
みなさん、黙々と作業を進めているので、いつもと雰囲気が違って静かでしたが、だんだんと質問がでて、相談が始まり、いつもの勉強会の雰囲気になっていきます。
みなさん、課題制作がんばってください!!
2.次回予告
次回のテーマは「サーブレットクラスの実行の仕組み」、「リスナー」、「アクションタグ」です。ひょっとしたらこれを聞かないと課題は完成しないかも!?なので、楽しみにしていてください。もちろん実技多めですので、乞うご期待!!
3.受講者の声と評価
今回の参加人数6名、辛口の受講者アンケートでは、満足度が平均「93点」を獲得し、「前回の自分が出来なかった部分を解消できた。」「復習が出来たて、理解が深まりました。」「コーディングの時間が長くて良かった。」など、多くの評価を頂きました。
当然、時間内に課題が完成する訳ではないですが、それでも講師に質問をしたり、他の受講者とあーでもない、こーでもないと相談しながらの勉強会は楽しいですよね。しかもWebアプリケーションが作成できるようになるのですから。
実際に自分でプログラミングできる形式の講座ならではで、満足度が高いです。
4.勉強会で伝えたい事
今回は勉強会の制作課題についての説明でしたが、今まで勉強してきたことをしっかりと復習していればできるものです。まだ、勉強会は続きますが、自分で実際に作ってみないとわからないことも多いですので、しっかりと取り組んでほしいと思います。
当勉強会では、「覚える」のではなく「作れる」ようになる!を合言葉に、プログラミングを実際に経験してプログラミングの楽しさ、面白さを学んで現場で活躍できることを目指します。
そのために、実技多めで楽しく技術を身につけられる様に工夫しています。自分で試してみて失敗してながら経験して技術を身に着けていってください。一緒にプロフェッショナルを目指して頑張りましょう!!
本勉強会は、メイン講師2名によって構成しており、受講者からの質問や問い合わせにも手厚く対応しています。