JavaGold勉強会レポート Vol.2

benkyokai

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Java Gold勉強会は、Oracle社の認定資格「Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 8 認定資格(以下、Java Gold)への合格を目指す人のための勉強会です。

前回レポートした時から、なんとさらに2名の合格者を排出したこの勉強会。6ヶ月コースの最終6回目の講義で伝授される合格のための極意を、さっそくレポートしてみましょう!!


1.今回のテーマと内容

今回の勉強会のテーマは、本番試験の受験に向けた追い込みです。今回はその前に、試験に合格したSさんの貴重な体験談を共有してもらいました。

日ごろの業務で忙しいのは、受講生全員が同じでしょう。でも、その中で合格者はどのように勉強したのでしょうか。では、さっそく講義の内容に聞き耳を立ててみましょう。

1.合格者の声

先月と同じく、まずは受講生と講師からの「おめでとうございます!!」から入りましたね。Sさんはちょっと照れながらもお礼を言っています。Sさんは先月はおめでとうございますを言う立場でしたが、一転して言われる立場になってしまいましたね。

講師から、まずは本番試験での正答率が聞かれました。Sさんが口にした正答率は、なんと驚異の85%!! これを受け、受講生講師もどよめきます。これは、今期の合格者の中でのギネス記録です。すごいですね。Java Goldの本番試験は、全85問を105分で解くハードな試験だそうです。それを85%も正解するとは、只者ではありません。

講師からの勉強の仕方の質問へは、地味な感じの「毎日コツコツ続けるのが大事」との回答です。ですが、ここでSさんが本当のところをぶっちゃけました。7月から勉強会に参加はしたものの、本気で勉強に取り組んだのは10月から。でも、2ヶ月程度でよくわかっていないレベルから合格レベルにまで到達したそうです。そのスピードに、受講生と講師がまたもやどよめきます。

でも、本気でやったからこそ合格できた、本気でやれば必ず達成できるんだという、「本気のすごさ」は、受講生の心に深く突き刺さったのではないでしょうか。Sさんからの他の話も、皆さん真剣な顔で聞き、メモを取っています。

2.本番試験の受験に向けた追い込み

Sさんから合格者の声を聴いた後は、今日のメインテーマに入ります。講師の大石さんは開口一番、「ラムダ式とストリームAPIが問題の多くの割合を占めるのは事実ですが、合否を分けるのは、実はそれ以外の範囲からの問題をいかに取りこぼさないかです!!」と、受講生の意識をビシッと引き締める発言をいきなりしています。怖いですね、スパルタですね。

そのために今回講師が用意したのは、どうやらJava Goldの試験範囲すべてを網羅した問題集のようです。問題集は全90問、受講生の頭に刻み込まれているはずのJava Goldの出題範囲について、網羅的に復習をさせようという腹積もりのようですよ。

そして、この問題集の内容は、国内で出版されているJava Gold試験向けのテキスト・参考書には載っていない問題を、わざわざ用意したのだそうです。自身が使っている参考書にある問題を繰り返し解くのに慣れていた受講生からは「えっ…」という戸惑いの声や表情が…。

見たことがあるレベルでも、触れたことのある問題のパターンを事前に増やしておけばおくほど、本番試験では慌てずに済みます」とは、今まで多くの資格や試験に合格してきた大石さんの談。なるほど、そんな意図があるのですね。これは他の資格試験でも通じる、大事なポイントかもしれませんよ。

問題が配られて、さっそく受講生の皆さんが問題に取り掛かりました。ここで講師から「分からないところがあれば遠慮なく、すぐにどんどん聞いてくださいね。すぐに徹底的に説明します」と、受講生へすかさず声がかかりました。

どうやら、受講生からの質問にはその場で即座に徹底的に説明・回答するのが、この講師の講義の仕方のようです。しかも、その説明が図解入りで実に分かりやすいと評判だそうですよ。「だから講義が終わる時間が、いつも部屋が施錠されるギリギリなんですよねぇ」とは、これまた大石さんの談。

3.Java 11対応試験範囲の軽い説明

一心不乱に問題を解いている、これから本番試験を受験する受講生の横では、今期合格者のSさんが、講師からJava 811の差分についてレクチャーを受けているようです。実に勉強熱心!! 向上心にあふれた、まさにBOLDエンジニアの鑑です。これが資格に短期間で合格する人の意識の差かもしれませんね。

講師がホワイトボードにいくつかキーワードらしきものを書いた後、「一番重要なのはモジュールというものです」と話し始めました。「では、なぜモジュールというものが必要になったのかの、理由とか背景を説明するとですね…」と、立て板に水な感じで説明が続きます。Sさんは、なるほどという表情でメモをしています。

次は、どうやら「ローカル変数型推論」というものの説明に移ったようです。門外漢からすると、言葉だけからしても、なにやら難しいもののように思えます。講師は、Sさんが知っているJavaScriptVBAJavaとの違いの例を通じて、Javaでこれこれこういうことをするのが目的ですよ…という説明を、いつものとおりホワイトボードを埋め尽くしてやっていますね。これにもSさんは納得した模様。

今回の取材であらためて実感できたのは、この勉強会の教えるスタイル。受講生からの質問・リクエストには、受講生のレベルに応じたやり方で講師が徹底的に答える・応えるというスタイルを、今回も目の当たりにできました。これが、この勉強会が試験の合格者を多く輩出できる秘訣なのかもしれませんね。


2.次回予告

この勉強会は6ヶ月コースのため、6回目の今回でいったん終わりとのこと。
でも、講師の大石さん曰く「次の6ヶ月コースでは、今年から始まったJava 11対応試験も範囲に入れますし、今期の反省も生かしてもっとパワーアップしますよ」とのこと。この勉強会は今後も要注目ですね!!


3.受講者の声と評価

今回参加した受講生は4名、年末ということもあり業務が忙しく、講義に参加する都合がつけられなかった方が多かったようですが、その分密度が濃い勉強会になったようですね。

今回の講義のアンケートでの満足度は、平均で96点でした。辛口な人が多い勉強会アンケートですが、なかなかの点数ではないでしょうか。

受講者から届いたコメントは「新しい問題ができてよかった」「勉強の仕方も含めて見直したい」「実際にプログラミングして覚えていきます」「補講のおかげで合格できました」など。半年間、講義を実施してきた意義があったようですね。


4.勉強会で伝えたいこと

この勉強会で半年間ずっと伝えたかったのは、「本当に理解するとはどういうことか」です。

問題の答えをそのまま暗記しても大して意味はありませんし、次のステップにもつながりません。問題の選択肢ごとに、なぜそれが正解なのか・不正解なのかという「理由」を常に意識し、自ら探求しつつ学ぶ姿勢こそ、私が受講生の皆さんに本当に身に着けてほしいことなのです。

理由レベルで理解すれば、学んだことは、試験勉強を超えた範囲のとても様々な領域へ応用が利きます。そういう学び方をすれば、目の前にある世界がまったく違った姿に見えるはずなのですね。(談:メイン講師 大石さん)

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