18下期 ネットワーク基礎勉強会レポート Vol.3

benkyokai

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1.今回のテーマと内容

今回のテーマは、「過去2回の総まとめ」と「発展的内容」です。
この勉強会は、全3回シリーズで開催しておりまして、早いもので今回が最終回となります。
最終回の今回は、前半の「総まとめ」では、これまで勉強してきたことを一つ一つ確認していき、+αで今後に繋がるために発展的内容をいくつか紹介していきます。
そして、後半では「検定試験」を行います。
この「検定試験」ですが、合格基準が90点以上と高く設定されています。ですが、しっかりと基本を復習すれば十分合格できますので、いままで学んできたことを前半でしっかりと確認して合格を目指しましょう!!
では、ネットワーク基礎勉強会の講義開始です!!

講義の進め方は、前回同様座学中心で、専用の講義ノートに講義内容を記入していく方式で進めていきます。
そして「講義中は、何度もみなさんに質問して、答える方を指名していく」というのも同じです。
今回は「検定試験」を行いますので、いつもより更に緊張感高めな講義の予感ですが、受講生のみなさん、気を引き締めてしっかりと勉強していきましょう。

今回は、講義の開始前に早めに来て、自習する受講生の姿もちらほらと見受けられ、受講生の意気込みと緊張感がよく伝わってきます!
では、そんな緊張感高めの第3回講義の様子を覗いてみましょう。
なお、今回も講義内容を事細かには記載できませんので、あしからず。

1-1.過去2回の総まとめ

これまでの2回の開催で勉強してきたことを振り返って、確認していきます。
受講生のみなさんは各自で復習をしていると思いますが、正しく理解しているかを講師と一緒に確認する機会となります。
ネットワークの種類から始まり、IPアドレスまでしっかりと確認していきましょう。

講師:まずは、「ネットワークの種類」から確認していきます、接続形態やネットワーク規模により違いがありましたがちゃんと覚えていますか?
受講生:覚えています!!
講師:では、どんな種類があったか答えてください。
と、いつもの講義スタイルで開始されました。
前回までの講義より、早いペースで進んでいきますが、復習ですので質問された受講生もスラスラと答えていきます。
みなさん、しっかりと復習してきていますね。

(1)ネットワークの種類
  ①LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)
  ②WAN(ワイド・エリア・ネットワーク)
  ③Intra Net(イントラネット)
  ④Inter Net(インターネット)

(2)ネットワークの構成要素
  ①ホスト
  ②ルーター
  ③スイッチ
  ④その他

ネットワークの構成要素では、図を使って再確認していきます。用語や用語の意味を覚えることも大切ですが、一緒にイメージ出来るようになると理解が深まりますので、イメージ図と一緒に説明していきます。

そうすることで、混乱しやすい用語も整理して覚えられますね!さすがです!

(3)プロトコル
  ①TCP(Transmission Control Protocol
  ②IP(Internet Protocol
  ③UDP(User Datagram Protocol

それぞれのプロトコルの用途についても受講生に質問していきます。

講師:UDPの特徴とどんな用途で使われていますか?
受講生:通信速度が速く、動画のストリーミング配信などリアルタイムな通信に使用されています!
講師:正解!よくできました!

おぉ~、お見事!しっかりと復習してきてますね。とってもGoodです。

(4)ネットワークモデル
  ①OSI参照モデル


実際にメールの送信手順を、図を使って振り返りますが、みなさん覚えていましたか?

ここまでが、1回目の復習です。
この後に「検定試験」が控えているためか緊張気味の受講生でしたが、いつもの講義スタイルで進めていくうちに緊張も解けてきた様子です。
今回も専用講義ノートが用意されていますが、受講生のみなさんは持参した過去の講義資料と合わせて1つ1つ確認していますね。これならきっと合格間違いなしですね!

さあ、続いて2回目の復習に入っていきます。
いつもよりハイペースで進んでいますが、しっかりとついてきてくださいね!

(5)IPアドレス
  ①IPv4の特徴
  ②IPアドレスの表記方法
  ③アドレス・クラス(クラスA~クラスE
  ④グローバルアドレスとプライベートアドレス
  ⑤ネットワークアドレスとブロードキャストアドレス
  ⑥サブネット分割

2回目の講義は「IPアドレス」についてでした。IPアドレスは、ネットワークを勉強する上で避けては通れませんので、繰り返し勉強することが大切です。
今回の総まとめでも同じ質問を繰り返して、受講生にしっかりと意識付けしていました。
こうやって本当に大切なポイントを伝えているのですね。なるほど勉強になります!

これで、過去2回の総まとめは終わりとなります。
受講生のみなさん、いかがでしたか?しっかりと確認することができましたか?
講義は、もう少し続きますので、しっかりと集中していきましょう!

1-2.発展的内容

ここからは、今後に繋がるための知識を少し紹介していきます。
既に知っていること、現場で使用していることもあると思いますが、自分の理解が正しいかを確認しながら聞いてくださいね。

(1)クラスBのサブネット分割
  ①考え方は、クラスCの時と同じです。

講師:サブネット分割の考え方はどのクラスでも変わりません。
   テキストの説明と練習問題でしっかりと理解を深めてください。
   実際に自分でやってみることが大切です!
受講生:はい!

(2)Windowsでのネットワーク確認コマンド
  ①tracert (traceroute)コマンド ※()内はLinuxのコマンド
   通信のあて先となるホスト(サーバーやネットワーク機器など)までの通信経路を表示する。
   目的となる経路に対する疎通確認にも使うことが出来、障害となる場所の特定にも活用することが可能。

  ②nslookupコマンド
   DNSを利用して、FQDNからIPアドレスに変換出来るか等を確認出来るコマンドで、
   名前解決の際に使用する。
   名前解決の仕組みにより、通信先ホストに紐づけられたIPアドレスを検索し、
   その宛先に到達するための経路を検索することが出来る。

  ③netstatコマンド
   サーバー上でやり取りされるTCP/IPの状態を表示する。
   netstatコマンドには様々なオプションがあるが、それらのオプションを組み合わせることで
   ルーティング情報やポートの利用状況を確認することが出来る。

(3)NW機器機能紹介
  ①FW(ファイアウォール)
   「防火壁」を意味するファイアウォールは、簡単に言うとネットワークとネットワークの間に立ち
   不正アクセスをブロックするための機器のこと。
   アクセス元のIPアドレスや、ポート番号などによりアクセス制御を行い、外部からだけでなく、
   内部からの通信に対しても制御を行う。

  ②ロードバランサー
   外部ネットワークからのリクエストを複数のサーバーに割り振ることで
   負荷を分散(ロードバランシング)させるための装置のこと。
   負荷分散の仕組みがあることで、特定のサーバーに対する負荷が集中することを防ぐことが可能。

さあ、これで講義のすべてが終了しました。
次はいよいよ「検定試験」です。みなさん準備はいいですか。


2.検定試験

検定試験は、40問、50分で実施されます。
合格点は90点以上と高めの設定ですが、合格に向けて真剣に取り組んでほしいという講師の思いの現れと、基礎の基礎なのでこれくらいは取れないと困るという2つの思いがあります。
合格者には、認定書も交付されますので、全員合格するように頑張りましょう!!

試験は、選択式と記述式の両方で行います。
ここで、特別に試験問題の一部をお見せしましょう。

講師からの注意事項説明も終わりましたので、試験開始です!
みなさん緊張気味ですが、慌てず落ち着いて取り組めば合格間違いなしです!

試験スタート!!

30分経過。。。

40分経過。。。試験が終わって、退出する方もちらほら。

50分経過しましたので、試験終了となります。
ほとんどの受講生は、時間いっぱいまで試験に取り組んでいました。
試験結果は、後日発表となりますので楽しみに待っていてくださいね。

受講生のみなさん、本当にお疲れさまでした。


3.受講者の声と評価

今回の参加人数15名、辛口の受講者アンケートでは、満足度が平均「96点」を獲得し、とても満足度の高い勉強会となりました。
受講者からは、「最終回も過去2回分の復習時間があり、頭の中の整理をする上でありがたかったです。」、
「テスト前の復習、検定試験を通して理解度を確認することができた。」、など多くの評価を頂きました。
また、受講者の中には、「復習問題等ありがたかったですが、自分の理解が足りなかったと思いました。」などの反省や、「インフラ系の業務につくことや資格取得に活かしたいです。」、「学んだ内容を使って資格を取得したい。」というような前向きな声も届いております。


4.勉強会で伝えたい事

ネットワーク基礎勉強会は全3回と短い開催となりましたが、最低限必要な知識は網羅していますので、この勉強会をきっかけにどんどんステップアップしてほしいと思います。
繰り返しになりますが、いまやネットワークを使用しないシステムは皆無だと言ってもいいくらいのITの基礎知識であり、基礎技術です。今後どのような分野のエンジニアを目指すかは人それぞれですが、どの分野においても必ず必要になりますので、しっかりと身に着けてほしいと思います。
基礎を身に付ける事はとても地道な作業ですが、努力はいつか必ず成長に繋がります。「ITの技術は難しくて良く分からない…」などと諦めずに一緒に頑張ってみましょう。頑張る皆さんを全力でサポートしていきます!
一緒にプロフェッショナルを目指して頑張りましょう!!

本勉強会は、受講者からの質問や問い合わせにも手厚く対応しています。また、希望者には特別補講なども開催していますので、興味のある方は、ぜひ講師まで声を掛けてくださいね!!

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