18下期 JP1勉強会レポート Vol.2
1.勉強会の概要
株式会社日立製作所が開発・発売している日立オープンミドルウェア「JP1」について、
JP1全般の知識と運用に必要なテクニカルスキルを学習。
最終的にはJP1認定資格制度のなかで、最もエントリ向けの資格「JP1認定エンジニア」の
資格取得を目指していく勉強会です。
2.今回のテーマと内容
今回のテーマは「オートメーション」です。
JP1は「モニタリング」、「オートメーション」、「コンプライアンス」の3大機能から構成されております。
JP1で言う「オートメーション」とは、「システム全体を動かす」為のコンセプトカテゴリーであり、「IT運用自動化」、「ジョブ管理」、「バックアップ管理」から構成され、具体的な内容として下記の説明が行われました。
受講者はオートメーションの概要についてまだ、よく分からないといった表情でした。詳しく見て行きましょう。
運用自動化については、システム/ユーザのイベントをJP1イベントに変換して管理し、業務やエージェントの監視により、オペレーションの効率化を図ることを目的として、下記の説明が行われました。
ジョブ管理については、ジョブスケジューラのプログラム構成やジョブの定義、ジョブの実行において、下記の説明が行われました。
受講者は、ジョブスケジューラについて実機を使った説明の場面でくぎ付けになっていました。
バックアップ管理については、「マルチプラットフォーム環境向け」と「Windows環境向け」の管理方法において、下記の説明が行われました。
受講者は、ここまでの説明を聞いてオートメーションの概要について理解出来てきたといった様子でした。
3.受講者の声
アンケートの平均点は96.2点でした。受講生からはこんな感想をいただきました。
・説明が丁寧、理解度を確認しながら進めてくださった。
・現場での単純作業で役立てたいです。
・エビデンス作成する際に手作業で行っていた事が、今回の勉強会で時短する方法がわかりました!早速利用したいと思います。
4.次回予告
次回はJP1の分野分けされている中の、「コンセプト~コンプライアンスの説明」についての学習になります。
5.今回の勉強会で伝えたい事
計画的に業務を実行するには、適切な運用計画と運用をサポートするジョブ管理製品が必須となります。これを導入することで、複雑なオペレーションを自動化することができます。