【独学合格も可能】応用情報技術者試験 勉強法

応用情報技術者試験に独学で合格するためのおすすめ勉強法

ENGINEER.CLUB編集部

ENGINEER.CLUB編集部

応用情報技術者試験に合格したいあなたへ
「応用情報技術者試験に合格したいけど、具体的な勉強方法が分からない」「仕事で忙しいけど、効率的に勉強して合格したい」「独学で合格できるか不安」そんなあなたに、この記事が役立ちます。

私は、実際に独学で応用情報技術者試験に合格しました。
仕事で忙しく、勉強時間も限られていましたが、効率的な勉強方法を見つけることで、無事合格することができました。

ここでは、私が実際に役立った勉強方法や合格するために必要な情報をご紹介します。この記事を読めば、あなたも自信を持って試験勉強に取り組むことができるでしょう。さあ、一緒に合格を目指しましょう!

応用情報技術者試験は、情報処理技術者試験の中でも上位レベルの試験であり、合格にはしっかりとした対策が必要です。


1.試験合格までの道のり

応用情報技術者試験の合格に必要な勉強時間は独学の場合、200500時間が必要だと言われています。私の場合、基本情報技術者に合格していたので、比較的少ない勉強時間で済みました。それでは、試験合格までの道のりを解説します。

1-1,受験日の決定

学習スケジュールを立てるためにも、いつ受験するかを決める必要があります。

応用情報技術者試験は春期(4)と秋期(10)の年2回実施となっています。半年に一度の試験ですので、直近の試験を受験するのが良いと思いますが、申込期間は大体2ヶ月前くらいに締め切られるので、注意が必要です。詳細はIPAの公式サイトでご確認ください。

1-2.目標の設定

応用情報技術者試験は、午前試験と午後試験に分かれています。それぞれ合格に必要な点数は60点と言われています。ですので、合格することだけを考えれば、7割程度取れれば良いわけです。但し、出題範囲が広いので、近年の出題傾向を調べておくことが重要です。過去問からみる出題傾向は以下のようになっています。

  • 午前試験
  • 過去問からの出題が多い
  • 計算問題の頻度が減少している
  • 経営システム、情報セキュリティ、ネットワークの重要度が高まっている
  • 午後試験
  • 長文問題の割合が増加している
  • 論理的思考力や問題解決能力を問う問題が出題されている
  • 複数の知識・技能を組み合わせた総合的な問題が出題されている

1-3.スキルチェック!現在の知識レベルを把握

IPAのサイトで平成21年度からの過去問と解答例が公開されています。直近の過去問を解いてみて、自分がどの程度の知識レベルなのかを確認してみましょう。弱点分野を明確にし、重点的に学習していくことが非常に効果的です。

1-4.学習スケジュールの決定

まず、試験までの期間を考慮して、全体的な学習スケジュールを作成しましょう。

例:試験まで3ヶ月の場合

  • 1ヶ月目:午前科目基礎固め(50時間)
  • 2ヶ月目:午後科目対策(80時間)
  • 3ヶ月目:過去問演習・模擬試験(70時間)

1-5.具体的な勉強方法について

過去問を解いてみれば、自分の現在の知識レベルが把握できるかと思います。過去問で7割以上の得点が取れていなければ、参考書やYouTube動画を教材に知識をインプットしましょう。そして、インプットした知識は過去問を解くことでアウトプットし、定着させましょう。これを繰り返すことで正答率が上がり、合格が近づきます。

1-5-1.参考書・問題集

私がおすすめする参考書は翔泳社の「情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集」です。午前・午後の両試験に対応しており、知識解説と過去問演習で幅広い出題範囲を網羅しています。基本情報を受験せずに応用情報を受験する場合に配慮して、基数変換、シフト演算などの基礎理論も解説されており、技術者に馴染みの薄いストラテジ分野を手厚く解説されています。前述のように、翔泳社の「情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集」は、応用情報技術者試験対策に最適な参考書と言えます。

1-5-2.YouTube動画

YouTube動画は「石田宏実の情報処理技術者試験講座」をおすすめします。過去問の解き方を動画で解説しており、考え方を学ぶことができます。260本以上の動画がアップされており、非常に充実しています。午前問題も午後問題も解説されているので非常に有益です。

1-5-3.Webサイト

私は応用情報技術者試験ドットコム過去問道場を利用しました。過去問をスキマ時間に解くことができ、達成度や試験毎の成績も見られるので、苦手分野を確認することもでき、特におすすめです。しかし、過去問道場のみで合格できるかどうかは、個人の基礎知識や学習量によって異なります。

情報処理技術者試験を受験して、過去問を6割以上度解ける場合は、過去問道場だけで合格を目指すことも可能です。しかし、用語がさっぱりわからない場合や、過去問を解いてみて5割も解けない場合は、参考書や動画で基礎固めをした上で、過去問道場を活用することをおすすめします。

1-5-4.その他

Studyplusというスマホアプリを利用して、勉強時間、勉強量を記録しました。そうすることで、月、週、日ごとに、どのくらい勉強したかを棒グラフや円グラフで可視化でき、自分の学習結果が実感できて、モチベーションの維持に繋がりました。また、同じように応用情報技術者試験の勉強をしている人をフォローすることで、励みにもなります。

また、ずっと勉強していると集中力が切れてしまうことがあります。そういう時は、思い切って休むことも大事です。集中力が切れた状態では、身に付くものも身に付かなくて、コスパが悪いです。一度休んでリフレッシュしましょう。

私が実施した試験勉強はひたすら過去問を解くことでした。とにかく繰り返し解いて、知識を定着させました。過去問は、できるだけ多くの回数を解くことが重要です。目標としては、過去5年分の過去問を2周以上解くことを目指しましょう。問題を解くだけでなく、間違えた問題の解説をしっかりと読み、理解を深めることも大切です。

また、過去問を解く際には、以下の点に注意しましょう。

  • 時間を計って解く
  • 模擬試験と同じ形式で解く
  • 解答後、解説をしっかりと読む

2.合格して良かったこと

応用情報技術者試験に合格してみて良かったことがいくつかあります。

2-1.報奨金が出た

会社にもよりますが、資格取得に対する報奨金が出たため、「やったー!」と叫びたくなるくらい嬉しかったです。

2-2.自信がついた

試験に合格したことで「応用情報技術者」レベルの知識があると証明でき、自分に自信が付きました。

2-3.スキルアップできた

試験勉強を通して、情報処理技術、ネットワーク、セキュリティ、データベースなど、様々な分野の知識を体系的に学ぶことができ、スキルアップできました。これは現在、業務に携わる上で役立っています。


3.まとめ

応用情報技術者試験は合格率が20%前後と難易度が高い試験ですが、計画的に学習することで合格することは可能です。独学の場合は、情報処理技術者試験の未経験者であれば500時間程度、情報処理技術者試験の合格者であれば200時間程度の勉強時間が必要と言われています。参考書や問題集、動画などを活用し、自分に合った学習方法を見つけることが大切です。また、モチベーション維持のために、Studyplusなどのアプリを活用するのもおすすめです。


4.最後に

資格試験合格は簡単ではありません。しかし、諦めずに努力を続ければ、必ず夢を叶えることができます。応援しています!

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