
SQLのORDER BY句とは?データを並べ替えるORDER BY句の使い方
SQLで抽出したデータを並べ替える(ソートを行う)場合はORDER BY句を使用します。
本記事では、ORDER BY句を使ってソートを行う方法について解説します。また、以下のユーザー(user)テーブルを使用します。
ID | name | age | group_id |
1 | User1 | 30 | 103 |
2 | User2 | 25 | 103 |
3 | User3 | 27 | 101 |
4 | User4 | 23 | 101 |
5 | User5 | 35 | 102 |
1.昇順に並べ替える
それではまず、対象のテーブルを昇順に並べ替える方法についてです。例として、ユーザー(user)テーブルを用いて昇順に並べ替える場合は以下の通りとなります。
例)ユーザー(user)テーブルを、年齢(age)の昇順に並べ替える場合
SELECT * FROM user ORDER BY age ASC;
▽実行結果
ID | name | age | group_id |
4 | User4 | 23 | 101 |
2 | User2 | 25 | 103 |
3 | User3 | 27 | 101 |
1 | User1 | 30 | 103 |
5 | User5 | 35 | 102 |
このようにして、対象の項目の昇順に並べ替えることが出来ます。次に降順に並べ替える方法について見ていきましょう。
2.降順に並べ替える
それでは続いては、対象のテーブルを降順に並べ替える方法についてです。例として、ユーザー(user)テーブルを用いて降順に並べ替える場合は以下の通りとなります。
例)ユーザー(user)テーブルを、年齢(age)の降順に並べ替える場合
SELECT * FROM user ORDER BY age DESC;
▽実行結果
ID | name | age | group_id |
5 | User5 | 35 | 102 |
1 | User1 | 30 | 103 |
3 | User3 | 27 | 101 |
2 | User2 | 25 | 103 |
4 | User4 | 23 | 101 |
このようにして、対象の項目の降順に並べ替えることが出来ます。最後に、複数のソート条件を指定して並べ替える方法について見ていきます。
3.複数のソート条件を指定して並べ替える
それでは、複数のソート条件を指定して並べ替える方法についてです。ORDER BY句では、項目ごとに昇順と降順を設定して並べ替えることも可能です。例として、ユーザー(user)テーブルを用いてグループID(group_id)を昇順に、年齢(age)を降順に並べ替える場合は以下の通りとなります。
例)ユーザー(user)テーブルを、グループID(group_id)の昇順、かつ、年齢(age)の降順に並べ替える場合
SELECT * FROM user ORDER BY group_id ASC, age DESC;
▽実行結果
ID | name | age | group_id |
3 | User3 | 27 | 101 |
4 | User4 | 23 | 101 |
5 | User5 | 35 | 102 |
1 | User1 | 30 | 103 |
2 | User2 | 25 | 103 |
このようにして、複数のソート条件を指定して並べ替えることが出来ます。
4.まとめ
以上、SQLのORDER BY句でソートを行う方法について解説してきました。
ソートを行ってデータを取得する場合は是非参考にしてみてください。
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